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2020年11月27日18:24

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『ばるぼら』 自分の考えた理想のキャスティングは

手塚治虫が70年代に描いた同名漫画を映画化した『ばるぼら』を見て来ました。

原作漫画の希少本をたまたま持っています。
手塚治虫の作品の中では特に好きな作品ではないのですが、興味があったので選びました。

日本が舞台でキャストも日本人ですが、ドイツ・イギリスとの合作映画です。
(撮影もクリストファー・ドイル)

【物語】
流行作家の美倉洋介(稲垣吾郎)は、ホームレスのような娘・ばるぼら(二階堂ふみ)と出会う。大酒飲みでだらしのないばるぼらだったが、美倉はなぜか心に安らぎを覚え、執筆もはかどるようになる。しかしばるぼらの正体は、現代に生きる魔女であった。

…監督は手塚治虫の息子、手塚眞。
この人の映画は『白痴』しか見たことがなく、変な映画を撮る人と思っていたら、今回もやはり変な映画でした。ただし原作にはかなり忠実です。

70年代が舞台の原作を現代に置き換えているので、空気感の違いはだいぶありました。
まだ”フーテン”などの言葉が通じた70年代と、登場人物がみんなスマホを使っている今とでは、隔世の感があります。

ヒロインの”ばるぼら”は現代の魔女で、芸術家のミューズなのですが、「都会のたれ流した排泄物のような女」が生きるのは、やはり過去が似合っています。

耽美主義の流行作家を熱演した稲垣吾郎も、ばるぼら役の二階堂ふみも悪くはありません。しかし自分の中では、

・美倉洋介(主人公の作家)→福山雅治
・ばるぼら(フーテン娘)→ローラ
・ムネーモシュネー(ばるぼらの母で土偶のような女)→マツコ・デラックス

…が理想のキャストです(原作を読んだ方ならお分かり頂けるかと…)。

★★★。
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