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2020年08月15日23:06

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終戦の日の映画と市川雷蔵祭

最近行きつけている高崎電気館では、市川雷蔵祭と並行して、終戦記念日特集の戦争映画も上映しています。

小林正樹監督の『東京裁判』もあり、市川雷蔵の『陸軍中野学校』もあるのですが、塚本晋也監督の『野火』(2014)を見ることが出来ました。公開当時に未見だった映画です。

いつもの雷蔵映画も2本鑑賞。
見れば見るほど料金が安くなる、良心的な映画館です。

●『野火』(2014)
大岡昇平の原作の2度目の映画化で、1度目は大映時代の市川崑監督でした。
塚本晋也監督自らが飢餓の日本兵を演じ、鬼気迫るものがありました。
市川崑版にある、文芸映画のような風情は無くなり、動物のように食料を求めてジャングルをさまよう狂気のみを切り取っていて、壮絶極まります。
したたかに生き延びようとするリリー・フランキーの存在感も強烈です。★★★★。

●『怪盗と判官』(1955(昭和30)年大映)白黒スタンダード
勝新太郎演じる鼠小僧と、市川雷蔵の遠山の金さんが、お互いに素性を知らぬまま珍道中を繰り広げるコメディです。先ほどの『野火』と比べると、何とも屈託のない映画ですが、こういう映画も大切です。★★★。

●『浅太郎鴉』(1956(昭和31)年大映)白黒スタンダード
国定忠治の子分・”板割り”浅太郎(雷蔵)が、山の娘との出会いを通してカタギへの道を歩みだす股旅映画。監督は三隈研次でした。
市川雷蔵のヤクザ役は初挑戦だったようですが、なかなか板に付いていて見どころがありました。★★★。


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