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2020年04月29日13:13

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未開封映画�� 冗長で豪華なオムニバス『黄色いロールスロイス』

10年前ぐらいに、どこかのヤマダ電機でDVDを買ったまま放置していた映画『黄色いロールスロイス』を見ました。豪華キャスト共演のオムニバス映画です。

1964年のMGM映画。カラー/シネマスコープ・サイズです。

【物語】
(第1話)古き良き時代の大英帝国。
外務省の高級官僚(レックス・ハリスン)にはフランス出身の妻(ジャンヌ・モロー)がいたが、妻は夫の部下と浮気をしていた。ある日、夫は、結婚記念日の贈り物にと黄色いロールスロイスを購入する。
(第2話)陽光降り注ぐイタリア。
アル・カポネの部下であるギャングの大幹部(ジョージ・C・スコット)が、婚約者(シャーリー・マクレーン)に故郷を見せに帰郷し、中古で売られていた黄色いロールスロイスを買う。現地のイタリア人青年(アラン・ドロン)に惹かれてしまった婚約者は…。
(第3話)ドイツ軍の侵攻間近のトリエステ。
富豪のアメリカ人女性(イングリッド・バーグマン)が、ユーゴスラビアの王族に会いに行くために黄色いロールスロイスを購入。国境まで乗せて欲しいという男(オマー・シャリフ)を同乗させるが、彼はレジスタンスの闘士だった。

…上映時間が120分超もあるので、1話あたりの時間は約40分。長い長い。
第1話と2話は哀しいオチで、3話にはオチらしいオチがなく、どのエピソードも未消化に終わります。

監督アンスニー・アスキスの映画は、珍品コメディ『求むハズ』しか見たことがありません。今回の映画の前にも豪華キャストで『予期せぬ出来事』を撮ってますが(未見)、もともと舞台の人らしく、映画となると面白さに欠けるようです。3話それぞれ別の監督が撮っていれば、個性も出せて良くなったと思うのですが…。

豪華なキャストと風光明媚なロケーションは楽しめます。

良かったのは、レックス・ハリスンの英国紳士ぶり。
レックス・ハリスンには同じ時期に『マイ・フェア・レディ』や『ドリトル先生不思議な旅』もありますが、変人役だったこの2作と違い、エレガントな着こなしと生活スタイルがビシっと決まっていて魅力的でした(妻ジャンヌ・モローに浮気されてしまう可哀そうな男の役だけれど)。

★★★。
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