Amazon Primeでのチャンネル数を増やしたので、見られる映画が一気に増えました。
その中から、今までに見てなかった映画をどんどん見ることにしています。
たまたま今日見た2本はいずれもヨーロッパ映画。
有名な作品ですが、今まで未見でした。
●『ラ・ジュテ』(1962フランス)
第三次大戦で崩壊したパリ。
捕虜となった男は、タイム・トラベルの実験台に選ばれ、大戦前の過去のパリへと時間を遡ることに成功。幼少のころの記憶にあった女と出会うが…。
テリー・ギリアムの『12モンキーズ』の原点となった作品で、全編ほぼスチール写真の静止画で構成されています。上映時間25分くらいの短編映画です。
SFですが、SF的要素をほとんど排しています。ゴダール唯一のSF『アルファヴィル』と同じです。
一か所だけ静止画ではないシーンがあり、それだけに強い印象を残します。★★★。
●『カサノバ』(1976イタリア=アメリカ)
性豪カサノバの伝記映画で主演はアメリカ人のドナルド・サザーランド、監督がフェリーニという、何とも奇妙な組み合わせの2時間半の大作です。
『サテリコン』もそうですが、虚無的で退廃的で巨大なセットに繰り広げられる狂乱というのは、見ていて辛い…。かなりの高画質なので色彩もキツく、拷問のようでした。
出てくる女に美人が一人もいないのが特徴。フェリーニ好みの大女(身長2m超)は登場します。性の表現はかなり露骨なのに、あまり嫌らしくないのが不思議です。
一番の謎は、どういう経緯でハリウッドからドナルド・サザーランドが呼ばれたのか。
なかなかのハマり役だったので良いのですが。★★★。
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