キアヌ・リーブスが暴走科学者を怪演するSF映画『レプリカズ』を見て来ました。
この映画、全米では興行的にも批評も散々でしたが、この手のB級SFが好物である自分には、大いに楽しめました。
ツッコミ所も満載です。つまりは、そういう楽しみ方をするのが正しい鑑賞法です。
【物語】
脳科学者のウィリアム・フォスター博士(キアヌ・リーブス)は、死んだ人間から神経情報をデジタル化して取り出し、合成脳に移植する研究をしていたが、思うようにいかず壁に当たっていた。
週末の休暇を家族と過ごすためドライブしていた博士だったが、事故が発生し、妻と3人の子どもたちは即死してしまう。
同僚の研究者のエド(トーマス・ミドルディッチ)の手を借りて家族の遺体から神経情報を抜き取った博士は、研究所の設備を使ってクローンを作り上げ、記憶を移植しようとする。
…ほとんどマッド・サイエンティストのような科学者をキアヌ・リーブスが怪演。この人には、こういうB級な役柄が良く似合います(ほめ言葉です)。こんな珍役でも全身全霊で演じているのが分かるので、見ている方としては没入感たっぷりで楽しめるのです。
ここでは映画のツッコミ所については触れませんが(多すぎるので)、根本的なテーマである「死者から記憶を抜き取って再生する」というプロット、意外にも多くないようです。ちょっと思い出せるのは『屍者の帝国』ぐらい。現代のフランケンシュタインのようで、その実、やっていることは1930年代の映画から変わっていないのが嬉しいところです。
★★★。
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