忘れられた『エンドア』と『イウォーク・アドベンチャー』を入れると通算4作目の『スター・ウォーズ』スピンオフとなる、『ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー』を広島のIMAXで見て来ました。
ヒットした『ローグ・ワン』に比べると、全米興行があまり良くなく(それでも2億ドルは立派。『スター・ウォーズ』にしては…ということ)、評価も批判的なものが目立ちます。
それほど悪くはなく、むしろ大いに楽しめましたが、やはり監督の交代劇などがあると、ロクな結果にならないということです。
『スター・ウォーズ』サーガの時系列的には、『エピソード�掘織轡垢良�讐』で帝国による支配が始まって間もない時代に位置します。
※以下、物語の内容に触れる記述あり。未見の方はご注意下さい※
【物語】
皇帝率いる帝国軍の暗黒支配が始まって10年後。
帝国の圧政が敷かれた惑星コレリアでは、青年ハン(オールデン・エアエンライク)と幼馴染のキーラ(エミリア・クラーク)が惑星を脱出しようとしていたが、2人は離ればなれになってしまう。
数年後、帝国軍に歩兵として参加していたハンは、戦場で捕らえられていたウーキーのチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)と出会い意気投合。さらに、将校のふりをして戦場を荒らしまわっていたベケット(ウディ・ハレルソン)の目的に気づき、半ば強引に彼らの仲間になる。彼らは帝国軍の物資を強奪しようと画策していた。
…『エピソード�検戮妊魯鵝Ε愁蹐蓮▲潺譽縫▲燹Ε侫.襯灰鵑鮖悗靴董◆屮吋奪札襦Ε薀鵑�12パーセクの速さで飛んだ船だ」と紹介します。そのエピソードが描かれるのが本作。他にも、「賭けに勝ってランド・カルリジアンからファルコンを頂いた」エピソードも。
ハン・ソロとチューイの出会いも含めて、ファンが”こうだったらいいのに”と期待していた通りのシーンが散りばめられ、その点は大いに満足でした。
ハリソン・フォードに似ていないと揶揄されるオールデン・エアエンライクも、顔が似ていない分、しぐさや表情で似せようと努力しており、好感が持てました。もっともこの役はインディ・ジョーンズなどと同様、ほかのどの役者がやっても何やかんや言われる定めです。
『スター・ウォ−ズ』にしては珍しく(おそらく初となる)、スペクタクルな見せ場がクライマックスにない作品となっています。このあたりは監督の交代劇が影響してそうです。もちろん、短期間で監督を引き受け、急ピッチで仕上げた職人ロン・ハワード監督の腕あってこそでしょう。
物語として何よりも衝撃的だったのは、あるシスの暗黒卿が黒幕として登場すること。これには痺れました。「おおっ」と叫んだ観客もいたほどです。
それ以外に驚きは少なく、期待値通りの作品といえば立派なのですが、多少の物足りなさが引っ掛かります。『スター・ウォーズ』ファンとしては複雑な面もありつつ、十分に楽しんだのも事実です。
★★★。
…IMAXシアターのみの特典として限定版ポスター、クロス、大型ポストカードが貰えました。大盤振る舞いです。
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