アリソン・ジャネイ(ジャニー)がアカデミー助演女優賞に輝いた実録映画『アイ、トーニャ 史上最大のスキャンダル』を見て来ました。
やはり何と言ってもアリソン・ジャネイが強烈なのですが、製作総指揮も務めた主演のマーゴット・ロビーも見事でした。
フィギュアスケートのオリンピック候補だったトーニャ・ハーディングの事件を映画化したものです。
【物語】
高圧的な母(アリソン・ジャネイ)のスパルタ教育によってフィギュアスケートの才能を開花させたトーニャ・ハーディング(マーゴット・ロビー)は、数々の大会でメダルや高得点に輝くものの、暴力夫(セバスチャン・スタン)との絶え間ないトラブルなどで、プライベートでは問題を抱えていた。
1994年、リレハンメル・オリンピックのための選考会が開かれる中、トーニャのライバルだったナンシー・ケリガン(ケイトリン・カーヴァー)が襲撃されるという事件が起こる。
…わずか20年ちょっと前の事件で、当事者も健在なのに、よくアメリカ映画は貪欲にこういう題材を映画化するものです。関心させられます。
犯人は逮捕されたものの真相は玉虫色のままなので、映画でもそのあたりは明確にされていません。主人公トーニャ・ハーディングと事件との関連性も、思ったほど強くは描かれていませんでした。
ただ、型破りな演技スタイルと態度のせいで孤立していくヒロインを演じたマーゴット・ロビーは大したものです。そしてそれ以上に、アリソン・ジャネイの母親像が強烈です。虐待一歩手前の言葉の暴力と表情で、それなのに本人には何の迷いもなく、一直線に娘に接する姿は圧巻の一言でした。
★★★。勝負の世界というのは怖いものです。
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