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2018年02月09日15:34

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今回もやはりベレッタだった 『マンハント』

1976年の日本映画『君よ憤怒の河を渉れ』を、香港のジョン・ウー監督でリメイクした日中合作映画『マンハント』を見て来ました。

高倉健が逃亡者の検事を、原田芳雄が熱血漢の刑事を演じた『君よ〜』は、北海道でクマと戦ったり、夜の東京を馬で爆走するなどの珍シーンが散りばめられた、2時間半の珍大作。

今回のリメイク版では、「無実の罪で追われる男と、追う刑事」というプロット以外は、別の映画に仕上がっています。ジョン・ウーらしいガン・アクションや、いつもの例のお約束が飛び交う娯楽大作に仕上がっています。


【物語】
大阪で暮らす中国人弁護士のドウ・チウ(チャン・ハンユー)は、自身が顧問を務めていた製薬会社のパーティーに出た翌日、自分のベットで女が死んでいるのを発見する。警察から犯人と断定されたドウは、警察官の挙動がおかしいことに気づき、隙を見て逃亡する。

捜査一課の刑事である矢村(福山雅治)は、事件の背後に何か別の真相があると睨み、ドウを執拗に追跡する。


…大阪市街地でのボート・チェイス、カーアクション、そしてジョン・ウー得意のガン・アクションが最大の見どころ。事件の真相は他愛のないもので、ミステリーとしては弱いのですが、それを押し切ったアクション演出は上出来でした。

『男たちの挽歌』以来のジョン・ウー監督の愛銃、ベレッタM92Fが乱れ飛び交うガン・アクション(しかも日本で!)からは、すでに古色古香とした感じがあっても、やはり熱いものを感じます。敵も味方もM92Fなところに監督のこだわりを見ました(福山雅治は日本の刑事らしくS&W"SAKURA"を使用)。

ちょっとインパクトのある女殺し屋の役で、監督の娘さんが起用されています。ふくよかな体系でも痺れるアクションを見せていたのが印象的でした。

物語は二の次で、ほとんどガン・アクションだけのような映画ですが、それで満足です。

オリジナル版『君よ〜』へのリスペクトが、冒頭のシーンで捧げられています。やや取ってつけたようなシーンなので、本編との浮きが気になったものの、愛された日本映画の証として受け取りましょう。★★★。
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