マイケル・ボンド原作の英国児童文学を映画化した『パディントン2』を見て来ました。第2作目となります。
地域の劇場では吹き替え版の上映しかなく、それでも評判が高いので仕方なしに吹き替えで見ましたが、吹き替え演出も悪くない出来です。いわゆる本職の声優ではなく日本の俳優を使っていても、自然な感じで良かったです。
【物語】
ペルーのジャングルからロンドンにやってきて、ウィンザーガーデンの街にすっかり馴染んだクマのパディントンは、ブラウン家のみんなと仲良く暮らしていた。
ペルーの老グマホームにいるおばさんが100歳の誕生日を迎えることから、骨董店で見つけた飛び出す仕掛け絵本をプレゼントすることに決めたパディントンは、プレゼント代を稼ぐために働き始める。
しかし、希少価値のある絵本は泥棒に盗まれてしまい、疑いをかけられたパディントンは、刑務所に収監されてしまう。
…たとえ児童文学の映画化であっても、大人の鑑賞に堪えうる立派な作品を作るのが英国映画。前作ではニコール・キッドマンが、今回はヒュー・グラントが敵役に扮し、映画俳優として全力投球しているのが立派です(ヒュー・グラントは楽しそうに演じていましたが)。
無実の罪で捕まったパディントンのユニークな刑務所生活と脱獄、絵本をめぐる争奪戦が展開。非常に丁寧に、かつスリリングに演出されており、娯楽映画として一級品です。
音響効果のフォーマットがドルビーアトモスとDTS−Xで、対応館でないのが残念でした。それでもサラウンド効果は抜群でした。
ブレンダン・グリーソンが牢名主のような巨漢の囚人を好演しており、彼の行動がパディントンの運命を決めることに。胸の熱くなるような見せ場もあり、良作です。★★★。
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