初代ジェームズ・ボンド降板期にショーン・コネリーが主演した犯罪映画『ショーン・コネリー/盗聴作戦』を見ました。
日本では廉価版DVDも出ていますが、ハイビジョン放送を待っていた作品。WOWOWで放送されたものです。
1971(昭和46)年のアメリカ、コロムビア映画です。
【物語】
窃盗の容疑で10年間服役していた男、デューク・アンダーソン(ショーン・コネリー)が出所した。
愛人のイングリッド(ダイアン・キャノン)の高級アパートに転がり込んだデュークは、引退前の最後の大仕事にと、そのアパート全室からの現金・宝石類の丸ごと窃盗計画を立てる。
刑務所で知り合った若い電気技師(クリストファー・ウォーケン)や、ゲイの室内装飾家(マーティン・バルサム)を仲間に加え、着々と計画を進めていくデュークだったが、様々な政府機関が彼らを盗聴・監視していた。
…監督は名匠シドニー・ルメットなのですが、ルメットの知性のかけらも感じられない失敗作です。
ショーン・コネリーはルメット監督と何度も組んでおり、最大のヒット作はとして『オリエント急行殺人事件』があるものの、ほとんどが興行的に失敗しているか、日本未公開です。
肝心の窃盗計画がずさん過ぎるし、オチも後味最悪。ショーン・コネリーは、何か新しいことに挑戦しようとする意気込みは伝わるのですが、同時期に出た『007/ダイヤモンドは永遠に』の方が100倍面白いです。
唯一褒めるところがあるとすれば、若き日のクリストファー・ウォーケンが出ている点ぐらい。ボンド役者と、のちの007の宿敵が共演しているというのは、007好きからすると面白いものです。
出来は散々。ついでに邦題もひどいものです。★★。
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