我が家のホームシアターで70年代のアクション映画2本立て上映をやりました。
いずれもちょうど未見だった映画です。
●『マシンガン・パニック 笑う警官』 (1975年アメリカ)
バスの中でマシンガンの乱射による大量殺人事件が発生。
事件で相棒を失った刑事(ウォルター・マッソー)が真相に迫るという物語です。
この頃のウォルター・マッソーは、ビリー・ワイルダーの映画や『おかしな二人』などのコメディに出つつ、こういう映画や『サブウェイ・パニック』『突破口!』などのアクションにも出る。両極端なジャンルを器用にこなしつつ、マッソーじゃないとダメだと思わせる説得力があり、たまりません。もう大好きです。
この映画でも、刑事という仕事にうんざりしているベテラン刑事という役がいい。
スチュワート・ローゼンバーグ監督の演出は凡庸ですが、マッソーがいいので良かったです。
マットーの刑事と新たに相棒を組むブルース・ダーンも味があるなあ。★★★。
●『ダイヤモンドの犬たち』 (1973年アメリカ=イギリス)
ダイヤモンドの採掘会社で盗難事件が発生。
おとり捜査のため、盗んだダイヤを持って逃走した警備員(ピーター・フォンダ)が、犯人の濡れぎぬを着せられ、会社社長(テリー・サバラス)の執拗な追撃を受けるハメに。
これ、ちょっとびっくりした。面白いですね。
監督のヴァル・ゲストは、カルト映画『007カジノロワイヤル』や、ハマー製SF『原子人間』で知られる職人ですが、正直今まで「うまい」監督とは思っていなかったです。
これは「うまい」映画ではなく、理屈抜きに面白い。
罪を着せられた(ように見えた)ピーター・フォンダが、実はその正体は…という中盤から俄然面白くなる展開。アクションに次ぐアクション。ニヒルなテリー・サバラス。最高!
ボンド映画ファンとしては、『女王陛下の007』のサバラス、『黄金銃を持つ男』のクリストファー・リー師匠、そして『黄金銃』『オクトパシー』のモード・アダムスが共演しているのも大いに楽しめる要素でした。
ハイテンションで沸点高めなスコアもgood!!★★★★。
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