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2017年07月07日21:40

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映像美学が新たに炸裂 『ジョン・ウィック:チャプター2』

キアヌ・リーブスが孤高の殺し屋を好演したヒット作の続編、『ジョン・ウィック:チャプター2』を見て来ました。

第2作というハードルの高さを見事に打ち破った快作です。


【物語】
前作で愛犬を殺された復讐を果たした凄腕の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)は、引退を決意し、疲れ果てて自宅に戻って来る。
しかし、旧知の中であり、かつてある契約を交わしたマフィアのサンティーノ(リッカルド・スカルマチョ)に新たな仕事を強要され、仕方なしに引き受けることになる。
仕事が終わった直後、ジョンを裏切ったサンティーノは、大勢の殺し屋を差し向けてくる。


…単なるガン・アクション映画の続編ではなく、独特の映像美学を盛り込んでいるのが大きな特徴です。
地下鉄の駅で敵と対峙したジョン・ウィックが、周囲に気付かれぬように歩きながら敵と撃ち合うシーンや、クライマックスの美術館での激闘には、60年代の映画のようなサイケデリックな美術感覚があり、斬新でした(マルチェロ・マストロヤンニとウルスラ・アンドレスが未来都市を舞台に殺し合う『華麗なる殺人』や、67年版『007カジノ・ロワイヤル』のラストを思わせます)。

どんなに激しいガン・アクションにあっても肉弾戦にあっても、殺し屋どうしの厳格な”ルール”が存在するなど、前作にもあったエッセンスが発展されていて、面白さが増しています。

ジョン・ウィックのかつての殺し屋仲間(コモン)や、新手の女殺し屋(ルビー・ローズ)もいい。
引き続き登場した”殺し屋ギルド”の影の支配者=イアン・マクシェーンや、キアヌとは『マトリックス』以来の共演となるローレンス・フィッシュバーン、久しぶりのピーター・ストーメア、大御所フランコ・ネロ(!)など、渋い役者で固めた脇も見どころです。

★★★★。前作を超えた面白さです。
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