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2015年10月09日17:21

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元祖アルマゲドン映画 『ヘルファイター』

ジョン・ウェイン主演の70ミリ映画『ヘルファイター』を、先日出た国内盤ブルーレイディスクで見ました。油田火災と戦う男たちを描いたスペクタクル・アクションです。

1969(昭和44)年のアメリカ・ユニヴァーサル映画です。


【物語】
油田火災の消火専門のプロ、チャンス・バックマン(ジョン・ウェイン)は、消火活動中の事故で入院を余儀なくされる。気を利かせた仲間が、疎遠になっていたチャンスの娘・ティッシュ(キャサリン・ロス)を呼び寄せたところ、仲間のひとりであるグレッグ(ジム・ハットン)と意気投合し、そのまま結婚してしまう。

回復し、娘の結婚を知らされたチャンスは驚くが、消火現場にまで付いてくる娘をめぐってグレッグと対立。そんな中、ベネズエラで史上最悪の油田火災が発生する。


…火災を扱った映画といえば、このあとの『タワーリング・インフェルノ』あり『バックドラフト』ありですが、この映画の火災のシーンは今見ても十分な迫力に満ちています。

油田火災なので、吹き出した石油とガスに火がつき、ロケット噴射のような炎の柱が轟音と共に立ち上ります。一体どうやって撮ったのか。ジョン・ウェインをはじめとする俳優たちも、油にまみれながらの危険な撮影に挑んでいるようで(光学合成やセット臭さがないのが凄い)、これは驚きでした。

男の映画を得意とするアンドリュー・マクラグレンが監督。豪快な消火活動のシーンと合わせて、父と娘・妻と夫の人間関係がうまく織り交ぜてあります(『アルマゲドン』の元ネタはここにあり)。クライマックスのベネズエラでは、消火活動中にゲリラの攻撃もあり、スリリングに展開します。

役者の中では、チャンス(ジョン・ウェイン)の妻役のヴェラ・マイルズがいい味を出しています。
夫の仕事が嫌で離婚していたのが、娘の結婚がもとでジョン・ウェインの元に戻ってくる、その心境の変化を上手に演じております。


今回のブルーレイディスクでは、1972年のTV放映当時の日本語吹替え音声を収録。
原音は5.1ch DTS-HDマスターオーディオで、音響効果は大迫力です。

日本での映画公開当時の「スクリーン」の特集号(復刻版)を、封入特典として収録しています。双葉十三郎先生の「ぼくの採点表」まで入っていて、☆☆☆★というなかなか厳しい評価をしているのが面白いです(全体として面白みが足りない、との評)。

★★★。


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