去年チロロ林道から北戸蔦別まで行ってきてた。
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北戸蔦別が未踏であったこと、北戸蔦別から戸蔦別の間にある分岐から1967峰までの間を歩いてなかったことから、去年登山に行ったのだが結果は北突別と戸蔦別の間にある分岐までしか歩けなかった。それで今回まだ歩いていなかった部分、c1856から1967まで歩くことにした。
1日目朝の一二時半ぐらいに起床。というか前日すぐに帰宅してご飯食べてビール飲んで寝たのだ。朝まで寝られないのは歳のせいだな。もっと早い時間に起きるべく携帯の目覚ましをかけていたのだが全く気づかなかった。支度をして家を出て1時半ぐらいに恵庭のすき家でご飯を食べてセイコマで買い物をし登山口に向かう。朝の3時半ぐらいに明るくなってきて日高の道の駅でトイレを借りてからすぐにまたと移動。登山口に着くのに前に車がいて自分の後ろにも車がいた。登山口は去年同様たくさんの車があった。車は少し遠くに停めた。去年と一緒だ。
4:38頃、登山開始。短くない運転でなんだか眠くなり面倒くさいなと思ってしまったりもしたのだが登山口について空が明るくなるとそんな気分も吹っ飛んでしまった。
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北戸蔦別山頂で熊が出たとのこと
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あとは淡々と道を辿る。
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5:30頃、北電の取水口着。ここでリュックを下ろして立ちションしにウロウロしたのだがその間でも何人も人が登っていく
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十分後休憩終わってリスタート
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5:52頃、多分この時に入渓してるはずだがもう覚えていないww
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渡渉がいくつもあるやつ。でもクルが少し濡れるだけで問題ない。
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6:34頃休憩
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7:16頃、休憩
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7:22頃、多分ここから沢を離れて尾根に取り付くはずだが間違えてるかもしれない
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8:07頃、トッタの泉の看板
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8:18頃、トッタの泉着。ここで水6リットル組む。ずいぶん荷物が重くなりかなり辛くなった。十歩歩いては休み、みたいな感じになる。
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9:21頃、休憩
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9:50頃、岩が見えた。そろそろ糠平岳が近い
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10:00頃、岩にたどり着く。
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10:15頃、一つ目の梯子
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10:16頃、二つ目の梯子
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梯子登りきって向こうにビークが見えた
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花畑
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10:30頃、糠平岳山頂。調子悪いなあと思っていたらすき家で食べて以来ちゃんとした量を食べていなかったのでここでラーメンとか食べる。男女のペアが少しだけ休んで先行して行った。
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11:03頃、移動開始
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お花畑
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北戸蔦別と糠平岳のあいだのポコが見えた
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北戸蔦別山頂が見えた
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ここ斜めかもだがテント張れるかも。この前後で団体さんとスライドする。山岳会だろうか。
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11:37頃、北戸蔦別山頂直下の天場。満員ですな
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もう一踏ん張りで山頂
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11:46頃、北戸蔦別岳山頂着。複数の人が休んでいた。一人のおじさんにどっちいくの?と聞かれ、1967ですがバテバテで自信がありません的なことを答えた。3人あっちに行ったよとのこと。人がいなければ動画撮るのだが人がたくさんなので看板写真だけ撮ってすぐに移動することにした
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去年なかったピンクテープを超えてc1856へ向かう
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2個目のポコがc1856。途中誰もいないと思って疲れたなあと道にゴロンと寝転がって休み、起き上がってちょっとしたら人がやってきた。北戸蔦別までの賑やかな感じと違いいつもの一人静かな登山ができるかと思ったらそうはいかないようだなと思ったのだった。
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日高側を降りてから尾根を跨いで十勝側に出ると日帰りの男性とスライドした。ここら辺が一番やぶがひどいことを教えてくれた。ピパイロまで日帰りは可能か聞いてみたが自分の体力では不可能だということだった。
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十勝側をトラバースしていたのだが斜めの細い道を歩いている時右足を着地したところ草で隠れていたところが斜めになっていて、体勢を崩して谷側に転んでしまった。その時何故か左足の外側足首の腱を伸ばしてしまった。グキって音が聞こえたのでまずい、遭難かも!と思ったのだがしばらく悶絶してたらなんとか歩けそうだと判断した。あとはゆっくりゆっくり歩くことにした。
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c1856直前のやぶ漕ぎで単独の女性とスライドした。やぶひどいですね、と声をかけたら、ここが一番ひどいですよとのこと。どこでテントを張るのか聞かれてすぐそこのだと答えたら張れますよとのことだった。親切に這松やぶをよかして通してくれたのだが、自分の勝手な思い込みなのだが、男と必ず一緒で荷物を男に持たせて、好き勝手に歩いている印象だったのだが、そうじゃない人もいるのだなと感心した。それになんとキリッとした美人だったのも驚きだ。気が強そうで一緒に仕事をしたら怒られてばかりになりそうだ。その人は北戸蔦別直下のテン場が混んでいるので金曜日に休みをもらってそこにテントを張り本日1967まで行ったのだそうだ。
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14:02頃、c1856のテン場着。風が強い中誰もいないところでテントを張りやすいところにテントを張れた。風が強いものの寒くはなく直射日光で暑いくらいだった。荷解きをしてマットを引いて靴を脱いで楽になったところでゴロっとなり暖かい日差しの中で寝てしまった。
そのうち鈴の音とともに二組の登山者が周りにテントを張っていた。写真を撮っている時は天気は良かったのだが夕方近くなるとガスが流れ込んできて灰色の世界になった。強風のためテントの中でアルファ米を作りウィスキーを飲んでまた寝た。ただ風が終始強くなかなか落ち着いた雰囲気にはならなかった。外の様子がどうなのか気になってテントの外を覗いてみたら天の川も見える満天の星空だった。終始テントが風に打ち付けられるバタバタとした音を聞きながらうとうととしていたのだ。
二日目
3時半頃起床した。アルファ米と袋麺を食べた。テントはそのままナップサックに物を詰めて支度した。
4:22頃、出発。同じテン場の人たちはまだ動いてないようだ。
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下がってすぐに登り始める
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4:51頃、取り敢えず目の前のボコに乗った
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しばらく歩いてまた日高側の稜線を辿って下る
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次のポコに乗ったのだがここが岩場でどこを歩いていいのかルート判断に迷う。ようやく道を見つけたと思ったら男女のカップルがそこまできていた。
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一部やぶが濃いところでカップルが追いついてきた。男の方が道迷いましたか?みたいな感じで声をかけてくれたりもしたが、岩場のルートでルートに悩んだところで女性の方が先を越して行った。男の方がすみませんみたいな感じで挨拶して行ったのだが、藪のところを先頭でこがせて抜けるところで刺して抜いたみたいな感じで、ラッセル泥棒みたいでとても感じが悪い。後ろをついて歩いてる時でも雑談をしていてどうしてこんな素晴らしい日高の稜線でコンタクトレンズがどうのとかそんな話を聞かされなければならないのだと思ってしまった。さっさと抜かせて藪漕ぎを先頭でやらせれば良かった。
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6:05頃、山頂到着
日高のこんな山奥のしかもこんな早い時間で先客がいて彼らをいなくなるのを待たなければいけないのかと思うと本当についてないなと思ったが思ったより早く動いてくれて助かった。ピパイロに行くそうでもう会うこともないだろう。遠望がかなり聞いていて間違えでなければ樽前山が見えた。
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6:15頃下山開始
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7:49頃、c1856着
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8:10頃、パッキングをして移動開始。水2リットル余ったので捨てる。それでも重い。
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這松藪漕ぎの後十勝側斜面のトラバースをする。前こけたところは山側の藪を掴んでずり落ちないように丁寧に歩いたらこけずに済んだ。その後の登りはなかなか辛かった。
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北戸蔦別山頂付近になり斜度が少なくなったのだがガスが濃い。そして思ったより長くていつになったら着くのかなとジリジリしながら歩く。こんな岩あったっけ?とか
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10:11頃北戸蔦別岳着。周りはガスガスでテント一張りのみ。写真を撮ってすぐに移動
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10:18頃、山頂直下のテン場。
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この後男性二人組とスライド。テン場はあるか聞かれてないと答えた。またその前後覚えてないが女性一人とスライド。若い女性の登山者が増えてるのかな。ただその人は下で自分を抜いていった男一人女二人の一人のようで山岳会か何かの仕事だったのかもしれない。
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10:53頃、糠平岳山頂。行動食を食べて休んでいたら小さい山頂標識発見した。
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休みながら歩く、左足首が痛いこともあり。意識的に細かく休んで水を飲むことをしていた。
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12:25頃、トッタの泉着
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ここら辺から日帰り装備の人たちにパスされるようになった。おじさんが熱くて地獄だと言っていて同意だった。
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13:28頃、川と合流。この前ぐらいに男性一人女性二人のグループにバスされる。その後トレランの人一人にパスされる。川でグループが休んでいたが追いつきたくなかったのでその手前でのんびりと彼らが動くのを待った。足も痛いし。
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右岸の歩きこんなに長かったっけ?みたいに思いながら長い長いと思い歩いた。
河原でおじさん一人に抜かれる。
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15:10頃、最後のロープ場
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15:24頃、登山口到着。少し休憩。さっきパスして行ったおじさんに二人の若い男性が合流していた。
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行動食を食べたら少し元気出て最初の上り坂はバテバテだったたがあとは思ったより歩けた。でも乱視がひどくなっているからなのかあれは橋なのかな?とかゲートかなと幻覚を見たように感じた。
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16:28頃、ゲート着
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16:30頃、車着登山終了
登山を終えて着替えてから温泉に入りに行った。いつもの沙流川温泉。温泉に入る前に買っておいた弁当を食べたのだが腹がいっぱいになって良かった。温泉はサウナがコロナ対策で利用禁止。客は人数制限していた。カゴを一人一人貸して消毒するスタイル。靴を脱ぐ場所がかなり奥なのだがカーペットの引いてあるところで脱いでしまった。何度も利用したことのあるところなのに何故か勘違いしてしまった。登山で連れかていたのだろう。温泉は水風呂に入れてとても気持ちよかった。温泉もよかった。料金支払いの自販機が調子悪くておじさんが客にイラつかれていて気の毒だった。
感想
これで伏美岳から幌尻岳の稜線を繋げられてかなり嬉しい!
ピパイロに行くには2泊三日がいいように思う。体力的に辛くて捻挫も有りかなりの人に抜かれた。抜いてくれと頼んだ方が楽に歩ける。目的の山頂に行けたのはよかったと思う。
這松の藪漕ぎは日高っぽくてよかった。
一度日帰りでチロロ林道から幌尻に登ってみたい。かなりボロボロになるだろうが。テン場の心配をしなくていいのもいい。
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