mixiユーザー(id:525191)

2020年08月21日10:02

93 view

米大統領選は接戦のなか、バイデンに認知症疑惑

 米大統領選まであと2カ月半。これまでの主要な世論調査では、民主党ジョー・バイデン元副大統領の支持率が共和党の現職ドナルド・トランプ大統領の支持率を最大14ポイント上回り、このままバイデン圧勝かと見られてきた。しかし、CNNの委託を受けた世論調査会社SSRSによる最近の調査では、その差が縮まり、バイデンが50%、トランプが46%と4ポイント差。8月17日付のCNNの記事は誤差を±3.7ポイントと書いたが、過去の実績から各種の世論調査の誤差は5ポイント程度と考えられるから、両候補の4ポイント差は誤差の範囲である。またCNNの報道は極端に民主党寄りのため、補正してとらえる必要がある。際どい接戦の様相を呈してきたと思う。
 トランプ大統領は、武漢ウイルス対応の責任を追及され、コロナ大恐慌の不満をぶつけられる立場。「トランプでなければ誰でもいい」と感情的な判断をする有権者もいるだろうが、方や反発の受け皿となるバイデンは、認知症が相当進んでいる模様である。
 現在77歳のバイデンに関する認知症の疑いは、今年の3月頃から報じられるようになった。「スーパー・チューズデー(火曜日)」を「スーパー・サースデー(木曜日)」と言いかけたり、演説の決定的な部分で引用するはずだった米国の独立宣言の有名な一節を思い出せなかったことが話題になった。だが、その前から、バイデンは明らかにおかしな発言を繰り返している。昨年(2019年)8月に予備選の演説で、アフガニスタンでの戦争体験談を語ったが、その話は大きく事実と異なっていた。単なる記憶違いではなく、妄想が混じっている。この時点で、側近や医師たちが彼の出馬を辞めさせるべきではなかったか。それ以降も、バイデンは、バージニア州にいた時に「ここはノースカロライナ州ではないか」と発言したり、オハイオ州とアイオワ州を間違えた。自分が副大統領だった時代の体験を語るなかで、当時の大統領だったオバマの名を思い出せず、「私のボスだった大統領」と言いつくろった。そのうえ、自分が大統領選挙に出馬していながら、「今度の上院議員選挙に勝ちます」と訴えた。
 今年の6月下旬、バイデンは、ペンシルベニア州の集会に参加した際、「アメリカではコロナウイルスで1億2000万人が死んだ」と発言した。だが、実際のアメリカの死者はその時点で12万人だった。thousands と millions の言い違いだろうが、このすさまじい言い違いに気づかないのでは、ボケ老人と言われてもしかたがない。
 6月29日に、世論調査機関ラスムセンがバイデンの認知症疑惑に関する調査結果を伝えた。それによるとバイデンがなんらかの形の認知症を病んでいると思うと答えた人が38%に上った。この調査結果は、産経新聞の古森義久記者によってわが国でも伝えられた。
 ラスムセンより少し早く6月17日に、別の世論調査機関ゾグビーが伝えた調査結果では、有権者の55%が「バイデンは初期の認知症であると思う」と答えた。若者ではその比率は60%を超えている。また、共和党支持者では77%、民主党支持者でも32%だった。
https://zogbyanalytics.com/news/943-the-zogby-poll-a-majority-of-voters-believe-biden-is-in-the-early-stages-of-dementia-60-of-younger-voters-think-so-swing-voters-less-likely-to-think-biden-has-dementia
 バイデンの認知症の進行状態は、日本なら責任ある政党は国政選挙で絶対公認しないレベルだろう。8月18日、民主党はバイデンを大統領候補に正式に指名したが、他に党員の支持を集められる心身ともに健康な人材は、本当にいないのだろうか。
 民主党の大会が開催された日、共和党支持のFOXニュースは、バイデンが脳神経の手術を3回受けたことがあると報じた。wikipediaによると、バイデンは45歳だった1988年2月に脳動脈瘤の破裂で手術を受け、同年5月にも脳動脈瘤の手術を2回受け、7か月で復帰したという。この年に計3度である。FOXは脳動脈瘤ではなく、脳神経の手術としているというから、情報が一致していない。45歳の時のことであれば、30年以上前のことである。
 仮に彼が過去に脳神経の手術を受けていたとして、そのことが現在の認知症の原因となっていると考えられるのか。それとも認知症が進行したので最近、手術を受けたということか。もしそうなら選挙戦への影響は大きなものとなるだろう。ちなみに認知症のうち手術で治るといわれているのは、慢性硬膜下血腫、特発性正常圧水頭症、脳腫瘍、甲状腺機能低下症等である。専門家の見解を聞きたいものである。
 いずれにしても、11月3日の米大統領選挙は、事実上、現職のトランプか対抗のバイデンかの選択となる。米国の有権者の多くは、コロナ禍と経済危機の混迷の中で、自らの運命を、認知症の疑われる老人に托すのだろうか。米国の大統領は、単にアメリカ合衆国という一国の指導者の役職にとどまらない。世界人類に重大な影響をもたらす極めて重要な役職である。その立場にある者は、一瞬の記憶の混濁、一時の判断の遅滞、一言の言い違いで世界に混乱や摩擦を引き起こす。米国の大統領選挙は、そういう役職に就く人間を選ぶ選挙である。他国民にとっては、米国民の良識に期待するしかない。
 以下は、バイデンの認知症疑惑を伝える報道記事。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●FNNニュース 令和2年3月5日

https://www.fnn.jp/articles/-/25694
「寝ぼけたジョー」が目を覚ましたか  しかし独立宣言の一節を思い出せず“軽い認知症?”との指摘も スーパーチューズデーで大躍進のバイデン氏に「?」
木村太郎
2020年3月5日 木曜 午前7:05
(ジャーナリスト)

(略)次に問題になりそうなのが、前副大統領が軽い認知症かかっているのではないかという指摘だ。というのも、同副大統領は集会やマスコミとのインタビューで「失言」で済まない間違いを起こしているからだ。
 最近の例でも、1日に行ったフォックスニュースのマイク・ウォレス氏とのインタビューの終わりに「チャック、ありがとう」と言ってウォレス氏を面食らわせた。「チャック」というのは、ライバル局MSNBCのキャスターのチャック・トッド氏と考えられるからだ。
 その翌日テキサス州で開かれた集会でもバイデン前副大統領は「スーパー・チューズデー(火曜日)」を「スーパー・サースデー(木曜日)」と言いかけたり、演説の決定的な部分で引用するはずだった米国の独立宣言の有名な一節「すべての人間は生まれながらにして平等であり、その創造者によって、生命、自由および幸福の追求を含む不可侵の権利を与えられている・・・」を思い出せなかった。
 「すべての男性も女性も生まれながらにして・・・・ほらあれだよ。分かるだろう」(略)

●MSNニュース 令和2年7月8日

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%81%AA%E3%81%9C%E4%BB%8A-%E7%B1%B3%E5%9B%BD%E3%81%A7%E5%9B%81%E3%81%8B%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%83%90%E3%82%A4%E3%83%87%E3%83%B3%E6%B0%8F%E3%81%AE%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E7%96%91%E6%83%91/ar-BB16slFu
なぜ今? 米国で囁かれるバイデン氏の認知症疑惑
古森 義久
2020/07/08 06:00
(産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)

 (略)米国のある世論調査では「米国有権者の4割近くがバイデン氏はなんらかの認知症を病んでいると思っている」という結果が出ている。本格的な選挙戦を前に、バイデン氏の健康問題がにわかに浮上してきた。(略)
 6月29日に、大手世論調査機関ラスムセン社による、バイデン氏の認知症疑惑に関する、ある調査結果が大きく報じられた。
 ラスムセン社は、「ジョー・バイデン氏の頻繁な失言や混乱した発言は、なんらかの形の認知症を病んでいるからだという批判があります」と前置きの説明をつけたうえで、一般有権者に「あなたが見たこと、読んだことから判断して、あなたはジョー・バイデン氏がなんらかの形の認知症を病んでいると思いますか」と質問していた。回答は「そう思う」「思わない」「わからない」からの選択だった。バイデン氏に認知症の症状があると思うか? というストレートな質問である。
 ラスムセン社の発表によると、「そう思う」と答えた人が全体の38%だった。一方、「そうは思わない」が48%、「わからない」が14%となった。注目すべきは、「バイデン氏がなんらかの形の認知症を病んでいると思う」と答えた人が4割近くもいたことである。
 同調査では、「そう思う」と答えた人たちを政党支持別に分けると、民主党支持層では全体の20%、共和党支持層は66%、無党派層は30%という結果が出ていた。つまり、民主党支持者でも5人に1人はバイデン氏が認知症を病んでいると思っているのだ。
 この世論調査は、6月25日から28日にかけて全米約1000人の有権者を対象に実施された。ラスムセン社は多数あるアメリカの世論調査機関のなかで最大手の1つとされ、大統領の支持率調査を毎日、実施している唯一の組織である。2016年の大統領選でも世論の動向を最も正しく伝えた調査会社として評判が高い。
 共和党も民主党もこの調査結果に驚かされた。とくに民主党には大きな衝撃を与えた。(略)同時にこの結果は米国の各種メディアによって広く報じられ、大きな波紋を広げた。民主党支持のメディアにはこの調査結果を無視するところもあったようだが、今後の選挙キャンペーンで重要テーマの1つになっていくことは確実であろう。
 なぜ、バイデン氏の認知症疑惑がこれほど語られるのか。それは、77歳のバイデン氏が事実と異なる発言や物忘れを頻発するからである。
 たとえばバイデン氏は6月下旬、珍しく自宅を離れ、隣のペンシルベニア州の小さな集会に出た。そのときバイデン氏は「アメリカではコロナウイルスで1億2000万人が死んだ」と発言した。だが、実際のアメリカの死者はその時点で12万人だった。また、予備選の最中にバージニア州内にいたとき、「ここノースカロライナ州では」と発言した。オハイオ州とアイオワ州を間違えたこともあった。さらには、自分の副大統領時代の体験を語るなかで、当時の大統領だったオバマ氏の名を思い出せず、「私のボスだった大統領」と言いつくろったこともある。
 とくに有名なのは、2019年8月にニューハンプシャー州での予備選関連の集会で演説した「アフガニスタン戦争体験談」である。
 この集会で同氏は次のように語った。「私は副大統領としてアフガニスタンを訪れ、米軍将兵の激励に赴いた。コナー地域では、20メートルほどの深さの谷間に取り残され敵の猛攻撃を受けている兵隊がいた。米海軍大佐がロープを伝って、その部下を助け出す場面を私は目撃した。その後、私は副大統領としてその海軍大佐に銀星勲章を授与することになった。だが大佐は、助けた部下が結局死んでしまったことを理由に勲章を辞退しようとした」。
 しかしその後すぐ、この話は多くの部分が事実とは異なっていることが判明した。バイデン氏がアフガニスタンを訪れたのは、副大統領としてではなく、上院議員としてだった。部下の救出にあたったという軍人は海軍大佐ではなく陸軍士官だった。その士官がバイデン氏から銀星勲章を受けたという事実はなかった。バイデン氏が救出の場面を目撃したという話も根拠がなかった。だが、バイデン氏は同じ話を他の場所でも何度も繰り返していた。
 こうした事例が重なり、バイデン氏には認知症の兆候が出ているのではないかという疑問が提起されるようになった。そしてついには、米国有権者の4割と目される人たちが「バイデン氏は認知症」という認識を持つまでに至ってしまったのである。
 いずれにしてもバイデン氏のこの問題が大統領選キャンペーンで主要な課題となる見通しは確実とみられる。今回のラスムセン社の世論調査は、バイデン陣営にとって厳しい逆風の材料となりそうだ。(略)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――

************* 著書のご案内 ****************

 『人類を導く日本精神〜新しい文明への飛躍』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/cc682724c63c58d608c99ea4ddca44e0
 『超宗教の時代の宗教概論』(星雲社)
https://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/d4dac1aadbac9b22a290a449a4adb3a1

************************************
5 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する