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2016年05月30日09:32

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伊勢志摩サミットから共存共栄の世界へ

 伊勢志摩サミットが成功裏に行われました。
 5月26日世界の主要国の首脳が、伊勢神宮に参拝。日本の首相を中心にして並び、内宮の神殿の前で撮られた映像が世界中に配信されました。この21世紀に、日本を中心として各国が共存共栄する世界が建設されていくことが、目に見える形で示されていると思います。首脳たちは「素晴らしい教訓と経験を与えてくれた」「聖なる場所に行くことができて感動した」などと語っています。日本の精神が広まることでのみ、真の世界平和は実現し得るに違いありません。
 20世紀の前半にアインシュタインが、その後半にトインビーが訪れて感動した伊勢神宮に、21世紀の今、世界主要国の首脳がそろって参拝し、日本の伝統・文化に感銘を受けています。世紀を超えた大きな時の流れがあることが感じられます。
 27日のオバマ大統領の広島訪問は、歴史的な訪問となりました。慰霊碑への献花、黙とう、被爆者との会話と抱擁(註)ーーー人間としての誠意と祈りが伝わってきました。演説も素晴らしいものでした。現在の国際社会と日米関係を踏まえ、人類の将来に向けて、叡智を尽くしたぎりぎりの表現だと思います。オバマ氏でなければ、このような形での現職米国大統領の広島訪問は実現できなかっただろうと思います。
 また一方、わが国の首相が安倍晋三氏でなければ、今回のG7首脳の伊勢神宮参拝とオバマ大統領の広島訪問は実現できなかったに違いありません。
 今回のサミットは、本来G8として行われるべきものですが、クリミア併合を行ったロシアを抜いて行われました。また中国は中国を牽制するG7の声明に強い不満を表明しています。日・米・欧等の自由主義諸国と中国・ロシアの統制主義諸国の対立は、鮮明です。
 こうしたなか、世界主要国の指導者の道徳的な向上が求められており、その向上が人類全体の精神的な向上を促し、人類が核兵器と環境破壊による自滅という愚かな悲劇を避け、新しい惑星レベルの文明を建設することを可能にすると思います。

註 オバマ大統領が抱擁した相手は、広島被爆米兵の名前を刻んだ日本の歴史家・森重昭氏。原爆で亡くなった12名の米軍捕虜の原爆犠牲者登録に尽力し、アメリカの遺族に情報を伝え、彼らを追悼し続けてきた人です。大統領と森氏の抱擁には、深い魂の交流が感じられます。
http://www.nippon.com/ja/people/e00097/

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