mixiユーザー(id:6810959)

日記一覧

2018年2月28日(水)『ゆれる人魚』(2018年)アグニェシュカ・スモチンスカ:監督矢場町・センチュリーシネマ本日で上映終了だったので駆け込んだ。人魚が主人公の映画なので、早とちりの観客が明日から公開の話題作『シェイプ・オブ・ウォーター

続きを読む

本●「日本軍兵士」
2018年02月27日01:08

本●「日本軍兵士」(吉田裕 中公新書)読了。アジア・太平洋戦争での戦没者は310万人。推測によるとその9割にあたる281万人が1944年以降の短期間に集中していた。推測というのは日本政府が年次別の戦没者数を公表していないため。いっぽう米軍の

続きを読む

週末の土日を使って1泊旅行に行ってきた。埼玉の友人宅で飲み会だ。新幹線で行けば日帰りですむのだが、せっかくだから心残りだった昨年の夏旅行を完結するつもり。映画を見ない日の出来事 190初日は沼津近辺をぶらぶらした。去年の夏、若山牧水の終焉の

続きを読む

映画を見ない日の出来事 189明日から1泊旅行だ。早く寝なければならないのに、バスの時刻表を調べたり常備薬をそろえたりと、さっきまでごそごそとしていた。実は旅行そのものより旅支度の時間がいちばん楽しいかもしれない。なかでも、デイパックにどん

続きを読む

2018年2月22日(木)『南瓜とマヨネーズ』(2017年)冨永昌敬:監督今池・キノシタホール昨年見逃した1本。マイミクさんがいち押しだったのと、『ローリング』の監督だったので見ることにした。いつのまにか27歳になってしまったツチダ(臼田あ

続きを読む

映画日記 『早春』
2018年02月22日00:37

『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』に続いてもう1本見てきた。2018年2月21日(水)『早春』(1972年)イェジー・スコリモフスキー :監督今池・名古屋シネマテーク昔から映画の本や雑誌では『早春』といえばイェジー・スコリモフスキー、イェジ

続きを読む

2018年2月21日(水)『男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎』(1981年)山田洋次:監督名駅・ミッドランドスクエアシネマシリーズ第27作目。瀬戸内に浮かぶ小さな島で、寅次郎(渥美清)が祖母の墓参りにきていた女性と出会う。まるで郵便局の事務員

続きを読む

映画日記 『サファリ』
2018年02月20日23:00

2018年2月20日(火)『サファリ』(2018年)ウルリヒ・ザイドル:監督今池・名古屋シネマテーク奇妙な映画で、正直これといった感想が思い浮かばない。“トロフィー・ハンティング”というアフリカで合法的に行われている、観光ハンティングの現場

続きを読む

2018年2月19日(月)『悪女/AKUJO』(2018年)チョン・ビョンギル:監督矢場町・センチュリーシネマ流血アクションが大好きな私には万歳三唱ものだった。苛酷な過去を背負った女殺し屋の復讐劇。主人公がヒロインというのもいい。ひと言でい

続きを読む

2018年2月18日(日)『偽れる盛装』(1951年)吉村公三郎:監督豊山・ミッドランドシネマ名古屋空港「大映女優祭」の1本。京都の祇園を舞台に、美貌を武器に次々と男たちを手玉にとり、お金をむしりとっていく芸妓の君蝶が主人公。扮するは京マチ

続きを読む

2018年2月17日(土)『網走番外地 荒野の対決』(1966年)石井輝男:監督岐阜柳ヶ瀬・ロイヤル劇場シリーズ第5作。番外地帰りの健さんが立ち寄った射撃大会で、どういうわけか優勝してしまう。景品はじゃじゃ馬の子馬だった。子馬は牝馬だったの

続きを読む

映画日記 『奇跡の丘』
2018年02月16日22:57

2017年2月16日(金)『奇跡の丘』(1966年)ピエル・パオロ・パゾリーニ:監督NHKBSプレミアム【録画】マリアの処女懐胎から始まり、ゴルゴタの丘で磔刑に処せられながらその三日後に復活したイエス・キリストの生涯を描く。キリスト教徒でな

続きを読む

2018年2月15日(木)『ロープ/戦場の生命線』(2018年)フェルナンド・レオン・デ・アラノア:監督名駅・ミッドランドスクエアシネマ舞台が1995年のバルカン半島というから、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争のことだろうか。緊張が続くとある村

続きを読む

映画日記 『犬猿』
2018年02月14日23:23

2018年2月14日(水)『犬猿』(2018年)吉田恵輔:監督矢場町・センチュリーシネマムショ帰りの暴力的な兄と小市民な弟、頭が良いがデブでブスな姉と頭は悪いが顔は可愛い妹、それぞれが水と油のような兄弟と姉妹が繰り広げるひと騒動の顛末を描く

続きを読む

2018年2月13日(火)『アバウト・レイ 16歳の決断』(2018年)ゲイビー・デラル:監督名駅・ミッドランドスクエア シネマ2われらがエル・ファニングちゃんが性同一性障害の少女、つまり少年のレイを演じる。アメリカでは未成年者が自認する性に

続きを読む

2018年2月11日(日)『網走番外地 北海編』(1965年)石井輝男:監督岐阜柳ヶ瀬・ロイヤル劇場シリーズ第4作目。網走刑務所を仮釈放となった主人公・橘真一(高倉健)が、ひょんなことからオンボロトラックの運転手となった。橘が運転するトラッ

続きを読む

2018年2月10日(金)『ローズの秘密の頁(ぺージ)』(2018年)ジム・シェリダン:監督矢場町・センチュリーシネマローズは長い年月を狂女として精神病棟に閉じ込められてきた。若い頃はその美しさに男たちが群がった。老いて髪の毛は白くなってし

続きを読む

金曜日の夜はアクション映画だ。2018年2月9日(金)『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ!』(2018年)スティーヴン・クォーレ:監督長久手古戦場・イオンシネマ長久手マイミクさんが紹介していた映画。なかなかタイミングが合わなくて、見

続きを読む

仕事帰りに2本も見てしまった。意外と見られるもんだね。2018年2月8日(木)『嘘を愛する女』(2018年)中江和仁:監督名駅・ミッドランドスクエア シネマ長澤まさみはいいね。高橋一生という人は誰かに似てると、ずっと気になっていた。この映画

続きを読む

2018年2月7日(水)『52Hzのラヴソング』(2017年)ウェイ・ダーション:監督今池・名古屋シネマテーク台湾のバレンタインデーは女性が男性にチョコ菓子を贈り、男性が女性に花束でこたえるみたいだ。そんなバレンタインデーに沸きたつ台北を舞

続きを読む

2018年2月6日(火)『アンダルシアの犬』(1928年)ルイス・ブニュエル:監督今池・名古屋シネマテーク学生時代に見たトラウマ映画。いちおう映研部員だったので『アンダルシアの犬』のことは映画の本や雑誌で何度も目にしていた。それらの文中には

続きを読む

映画を見ない日の出来事 188キネマ旬報のベスト・テン号が出たので買ってきた。家に帰ってさっきまでパラパラめくっていた。誌面の中に昨年度中に亡くなった映画関係者の追悼記事があった。中学から高校生にかけて私のアイドルだったミレーユ・ダルクの記

続きを読む

2018年2月4日(日)『皆殺しの天使』(1981年) ※1962年製作ルイス・ブニュエル:監督今池・名古屋シネマテークオペラの公演が終わった夜、上流階級の紳士淑女が名士のひとりに夕食でもと彼の豪邸に招待された。歓談が終わり、いざ帰ろうとす

続きを読む

2018年2月3日(土)『殺人者の記憶法』(2018年)ウォン・シニョン:監督駅西・シネマスコーレ主人公がアルツハイマーで認知症の連続殺人者という、摩訶不思議な設定の犯罪サスペンス。頭はボケてるが殺人者としての手触りは今も体が覚えている。そ

続きを読む

映画日記 『古都』
2018年02月03日01:36

2017年2月2日(金)『古都』(1980年)市川崑:監督日本映画専門チャンネル【録画】山口百恵の引退記念映画。彼女が引退して、そろそろ40年になるのか。昭和20年代の京都を舞台に、生まれたばかりの頃にゆえあって離ればなれになった双子の姉妹

続きを読む

数年前に黒澤明監督の映画をすべて見ることができた。彼が残した30本の中で私がいちばん好きなキャラクターは、『七人の侍』(1954年)で三船敏郎が演じた菊千代でもなければ、『生きる』(1952年)で志村喬が演じた渡辺勘治でもなく、『静かなる決

続きを読む

2018年1月31日(水)『目撃者 闇の中の瞳』(2018年)チェン・ウェイハオ:監督今池・名古屋シネマテーク台湾発の暗黒(=ダーク)ミステリー映画。辣腕新聞記者のシャオチーが買ったばかりの中古車に乗って事故ってしまった。事故車をなじみの自

続きを読む