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日記一覧

2017年12月26日(火)『勝手にふるえてろ』(2017年)大九明子:監督矢場町・センチュリーシネマまともな人付き合いができなくて、妄想癖のある経理課のOL・よしか(松岡茉優)がヒロイン。あれから10年みたいなセリフが出てきたので、25歳

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例年になく今年は映画館で旧作を見る機会に恵まれた。古いフィルムでの上映というより、デジタル・リマスター版が多い。技術的なことはまったく分からないが、デジタル・リマスター版で見た『七人の侍』や『泥の河』は鮮明でとてもきれいだった。デジタル・リ

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テレビのBSや映画専門チャンネルで見た映画のベストテンです。例年は「日本映画部門」と「外国映画部門」のそれぞれベストテンを選んでいたのだが、今年はテレビの映画放映を見ることが極端に減ってしまった。たとえばCSの「日本映画専門チャンネル」では

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映画日記 『霧の旗』
2017年12月24日22:31

2017年12月24日(日)『霧の旗』(1965年)山田洋次:監督駅西・シネマスコーレ強盗殺人の犯人として捕らえられた兄(露口茂)の無実を信じて、二十歳の妹・桐子(倍賞千恵子)が夜行列車に乗って熊本から上京してきた。高名な弁護士・大塚(滝沢

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連夜の深酒で日記が遅れがち。2017年12月21日(木)『ビジランテ』(2017年)入江悠:監督矢場町・センチュリーシネマ年末になってとんでもない1本があらわれた。サイタマの殺風景なとある市が舞台。父親(菅田俊)の日常的な暴力に耐えかねて、

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2017年12月20日(水)『下町の太陽』(1963年)山田洋次:監督駅西・シネマスコーレ倍賞千恵子特集の1本。1961年のデビュー作『斑女』や同年の『水溜まり』では、ただただキャッキャッとはしゃいでいた倍賞千恵子が、本作では眉根をよせて恋

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映画日記 『最低。』
2017年12月19日02:27

2017年12月18日(月)『最低。』(2017年)瀬々敬久:監督矢場町・センチュリーシネマ人妻の美穂(森口彩乃)は、おじいちゃんどころか、父親が死んだとき、初めて臨んだAVの撮影現場で見知らぬ男とセックスしていた。売れっ子AV女優の彩乃(

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映画日記 『仁義』
2017年12月18日23:58

2017年12月17日(日)『仁義』(1970年)ジャン=ピエール・メルヴィル:監督今池・名古屋シネマテークカカカカカカカ、カッチョいい!!!もう、タマランチ会長!!!見終わったときの気持ちを、たとえば「クール」みたいな今風なすかした言い方

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2017年12月16日(土)『踊りたい夜』(1963年)井上梅次:監督駅西:シネマスコーレ私にはちょっと早めのクリスマスプレゼントだった。東京のナイトクラブで人気の「ピンク・タイツ」と名乗る踊り子三姉妹が主人公。派手好きな長女を水谷良重、親

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2017年12月14日(木)『動くな、死ね、甦れ!』(1995年)ヴィターリー・カネフスキー:監督今池・名古屋シネマテーク説明的な描き方をしてないので、分かりづらかったが、とても面白く見ることができた。無鉄砲でやんちゃな少年と、顔を会わせる

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2017年12月13日(水)『私たちの結婚』(1962年)篠田正浩:監督駅西・シネマスコーレ日本がまだ貧しかったころの1本。立ち並ぶ工場のために家業の海苔養殖がダメになり、貧しい家計を助けるために川崎の自動車工場(いすゞ自動車みたい)につと

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2017年12月13日(水)『賭博師ボブ』(1989年)*製作1955年ジャン=ピエール・メルヴィル:監督今池・名古屋シネマテークかつては名うてのギャングだったらしいが、今は夜な夜なパリの賭場に出入りし、明け方まで勝負しては日銭を稼いでいる

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2017年12月10日(日)『あいつばかりが何故もてる』(1962年)酒井欣也:監督駅西・シネマスコーレ銀座を根城にするスリ名人の善六(渥美清)を、宿敵のベテラン刑事・八代(森川信)が今日も追い回していた。逃げる善六を自称・社会派カメラマン

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金曜日、職場の忘年会だった。調子こいてビール、焼酎、日本酒、ウィスキーとちゃんぽん飲みしたら、案の定二日酔いだった。朝から見る予定だった映画3本がダメになりがっくり。夕方になってようやく、やる気がでてきた。2017年12月9日(土)『探偵は

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映画を見ない日の出来事 181昨晩のことだが、BSで永六輔と坂本九の足跡をたどるドキュメンタリー番組が放映されていた。途中から見たのだが、とても面白かった。「夜明けのうた」といえば岩谷時子作詞、いずみたく作曲の今も歌い継がれる名曲だ。岸洋子

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映画日記 『あした』
2017年12月07日01:47

倍賞千恵子特集の『水溜まり』に続いて、大林宣彦監督特集の1本を見た。2017年12月5日(火)『あした』(1995年)大林宣彦:監督駅西・シネマスコーレ初見。尾道の海を航行する小型客船・呼子丸が遭難沈没し船長と乗客9人が行方不明になった。そ

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『水溜まり』
2017年12月06日23:59

2017年12月5日(火)『水溜まり』(1961年)井上和男:監督駅西・シネマスコーレ東京も銀座のような繁華街でもなければ、道がまだ未舗装で、雨でも降ればたちどころに水溜まりができてしまう、そんな時代の物語。小さな町工場がひしめく海近くの貧

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2017年12月5日(火)『映画監督 外山文治短編作品集』(2017年)外山文治:監督駅西・シネマスコーレ『此の岸のこと』ふたり暮らしで痴呆症の妻を介護する老いた夫。その夫の身体にも異変が起きた。どうしても手の震えがとまらない。錯乱して手に

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映画日記 『ふたり』
2017年12月04日22:52

昨日は『斑女』に続いてもう1本見てきた。『ふたり』(1991年)大林宣彦:監督駅西・シネマスコーレ舞台は尾道。姉の千津子(中嶋朋子)は明るくて勉強ができ、誰からも好かれる優等生だった。中学生の妹の実加(石田ひかり)は姉の陰に隠れた存在だった

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映画日記 『斑女』
2017年12月03日23:52

2017年12月3日(日)『斑女』(1961年)中村登:監督駅西・シネマスコーレ『斑女』は“はんにょ”と読む。夫に愛想をつかし、年若い義理の弟・浩(佐々木功)と東京に駆け落ちしてきた英子(岡田茉莉子)が主人公。英子はひょんなことから絵描きの

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映画を見ない日の出来事 180付知峡に京都・善峯寺と、今年はいい紅葉見物ができた。その勢いにのって尾張西部にある稲沢市祖父江町に行くことにした。祖父江町では冬の伊吹おろしの防風林として、また防火のために、古くから多くのイチョウを育ててきた。

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金曜日の夜だったので、『探偵はBARにいる〜』の新作を見に行くつもりだったが、思いのほか仕事が早く終わったので、思い切って岐阜に向かった。お目当ては浅丘ルリ子がアイドル女優だったころの1本。なにしろ私が知る限り、浅丘ルリ子はこの頃がいちばん

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