mixiユーザー(id:6810959)

日記一覧

2017年12月26日(火)『勝手にふるえてろ』(2017年)大九明子:監督矢場町・センチュリーシネマまともな人付き合いができなくて、妄想癖のある経理課のOL・よしか(松岡茉優)がヒロイン。あれから10年みたいなセリフが出てきたので、25歳

続きを読む

例年になく今年は映画館で旧作を見る機会に恵まれた。古いフィルムでの上映というより、デジタル・リマスター版が多い。技術的なことはまったく分からないが、デジタル・リマスター版で見た『七人の侍』や『泥の河』は鮮明でとてもきれいだった。デジタル・リ

続きを読む

テレビのBSや映画専門チャンネルで見た映画のベストテンです。例年は「日本映画部門」と「外国映画部門」のそれぞれベストテンを選んでいたのだが、今年はテレビの映画放映を見ることが極端に減ってしまった。たとえばCSの「日本映画専門チャンネル」では

続きを読む

映画日記 『霧の旗』
2017年12月24日22:31

2017年12月24日(日)『霧の旗』(1965年)山田洋次:監督駅西・シネマスコーレ強盗殺人の犯人として捕らえられた兄(露口茂)の無実を信じて、二十歳の妹・桐子(倍賞千恵子)が夜行列車に乗って熊本から上京してきた。高名な弁護士・大塚(滝沢

続きを読む

連夜の深酒で日記が遅れがち。2017年12月21日(木)『ビジランテ』(2017年)入江悠:監督矢場町・センチュリーシネマ年末になってとんでもない1本があらわれた。サイタマの殺風景なとある市が舞台。父親(菅田俊)の日常的な暴力に耐えかねて、

続きを読む

2017年12月20日(水)『下町の太陽』(1963年)山田洋次:監督駅西・シネマスコーレ倍賞千恵子特集の1本。1961年のデビュー作『斑女』や同年の『水溜まり』では、ただただキャッキャッとはしゃいでいた倍賞千恵子が、本作では眉根をよせて恋

続きを読む

映画日記 『最低。』
2017年12月19日02:27

2017年12月18日(月)『最低。』(2017年)瀬々敬久:監督矢場町・センチュリーシネマ人妻の美穂(森口彩乃)は、おじいちゃんどころか、父親が死んだとき、初めて臨んだAVの撮影現場で見知らぬ男とセックスしていた。売れっ子AV女優の彩乃(

続きを読む

映画日記 『仁義』
2017年12月18日23:58

2017年12月17日(日)『仁義』(1970年)ジャン=ピエール・メルヴィル:監督今池・名古屋シネマテークカカカカカカカ、カッチョいい!!!もう、タマランチ会長!!!見終わったときの気持ちを、たとえば「クール」みたいな今風なすかした言い方

続きを読む

2017年12月16日(土)『踊りたい夜』(1963年)井上梅次:監督駅西:シネマスコーレ私にはちょっと早めのクリスマスプレゼントだった。東京のナイトクラブで人気の「ピンク・タイツ」と名乗る踊り子三姉妹が主人公。派手好きな長女を水谷良重、親

続きを読む

2017年12月14日(木)『動くな、死ね、甦れ!』(1995年)ヴィターリー・カネフスキー:監督今池・名古屋シネマテーク説明的な描き方をしてないので、分かりづらかったが、とても面白く見ることができた。無鉄砲でやんちゃな少年と、顔を会わせる

続きを読む

2017年12月13日(水)『私たちの結婚』(1962年)篠田正浩:監督駅西・シネマスコーレ日本がまだ貧しかったころの1本。立ち並ぶ工場のために家業の海苔養殖がダメになり、貧しい家計を助けるために川崎の自動車工場(いすゞ自動車みたい)につと

続きを読む

2017年12月13日(水)『賭博師ボブ』(1989年)*製作1955年ジャン=ピエール・メルヴィル:監督今池・名古屋シネマテークかつては名うてのギャングだったらしいが、今は夜な夜なパリの賭場に出入りし、明け方まで勝負しては日銭を稼いでいる

続きを読む

2017年12月10日(日)『あいつばかりが何故もてる』(1962年)酒井欣也:監督駅西・シネマスコーレ銀座を根城にするスリ名人の善六(渥美清)を、宿敵のベテラン刑事・八代(森川信)が今日も追い回していた。逃げる善六を自称・社会派カメラマン

続きを読む

金曜日、職場の忘年会だった。調子こいてビール、焼酎、日本酒、ウィスキーとちゃんぽん飲みしたら、案の定二日酔いだった。朝から見る予定だった映画3本がダメになりがっくり。夕方になってようやく、やる気がでてきた。2017年12月9日(土)『探偵は

続きを読む

映画を見ない日の出来事 181昨晩のことだが、BSで永六輔と坂本九の足跡をたどるドキュメンタリー番組が放映されていた。途中から見たのだが、とても面白かった。「夜明けのうた」といえば岩谷時子作詞、いずみたく作曲の今も歌い継がれる名曲だ。岸洋子

続きを読む

映画日記 『あした』
2017年12月07日01:47

倍賞千恵子特集の『水溜まり』に続いて、大林宣彦監督特集の1本を見た。2017年12月5日(火)『あした』(1995年)大林宣彦:監督駅西・シネマスコーレ初見。尾道の海を航行する小型客船・呼子丸が遭難沈没し船長と乗客9人が行方不明になった。そ

続きを読む

『水溜まり』
2017年12月06日23:59

2017年12月5日(火)『水溜まり』(1961年)井上和男:監督駅西・シネマスコーレ東京も銀座のような繁華街でもなければ、道がまだ未舗装で、雨でも降ればたちどころに水溜まりができてしまう、そんな時代の物語。小さな町工場がひしめく海近くの貧

続きを読む

2017年12月5日(火)『映画監督 外山文治短編作品集』(2017年)外山文治:監督駅西・シネマスコーレ『此の岸のこと』ふたり暮らしで痴呆症の妻を介護する老いた夫。その夫の身体にも異変が起きた。どうしても手の震えがとまらない。錯乱して手に

続きを読む

映画日記 『ふたり』
2017年12月04日22:52

昨日は『斑女』に続いてもう1本見てきた。『ふたり』(1991年)大林宣彦:監督駅西・シネマスコーレ舞台は尾道。姉の千津子(中嶋朋子)は明るくて勉強ができ、誰からも好かれる優等生だった。中学生の妹の実加(石田ひかり)は姉の陰に隠れた存在だった

続きを読む

映画日記 『斑女』
2017年12月03日23:52

2017年12月3日(日)『斑女』(1961年)中村登:監督駅西・シネマスコーレ『斑女』は“はんにょ”と読む。夫に愛想をつかし、年若い義理の弟・浩(佐々木功)と東京に駆け落ちしてきた英子(岡田茉莉子)が主人公。英子はひょんなことから絵描きの

続きを読む

映画を見ない日の出来事 180付知峡に京都・善峯寺と、今年はいい紅葉見物ができた。その勢いにのって尾張西部にある稲沢市祖父江町に行くことにした。祖父江町では冬の伊吹おろしの防風林として、また防火のために、古くから多くのイチョウを育ててきた。

続きを読む

金曜日の夜だったので、『探偵はBARにいる〜』の新作を見に行くつもりだったが、思いのほか仕事が早く終わったので、思い切って岐阜に向かった。お目当ては浅丘ルリ子がアイドル女優だったころの1本。なにしろ私が知る限り、浅丘ルリ子はこの頃がいちばん

続きを読む

映画日記 『密偵』
2017年11月30日01:41

『マヌケ先生』を見たあとで、もう1本見てきた。『密偵』(2017年)キム・ジウン:監督矢場町・センチュリーシネマ日帝支配下の朝鮮が舞台。朝鮮人ながら日本の警察に所属するイ・ジョンチュル(ソン・ガンホ)が主人公。ジョンチュルは自分を引き立てて

続きを読む

駅西のシネマスコーレで大林宣彦特集が始まっていた。2017年11月29日(水)『マヌケ先生』(2001年)内藤忠司:監督駅西・シネマスコーレ大林宣彦が自伝的な原案を提供し、総監督を務めた1本。汽車に乗って故郷の尾道をめざす中年の映画監督・馬

続きを読む

映画日記 『光』
2017年11月28日23:58

2017年11月28日(火)『光』(2017年)大森立嗣:監督伏見・ミリオン座鈍い銀色の満月が闇夜を照らしていた。海にはおだやかな波が広がっていた。孤島の森で、少年は愛する少女に言われるまま殺人を犯してしまう。犯行の後、血を流していた少女の

続きを読む

本●「鉄道写真家 真島満秀の世界」真島満秀 JTBパブリッシング読了。読了もなにも写真集なので見終わったというところ。ほんとうに偶然手にした本だった。開いて数ページを見ただけで、よく見る鉄道写真とは何か違うものを感じた。たとえば「東海道新幹

続きを読む

2017年11月26日(日)『悪魔祓い、聖なる儀式』(2017年)フェデリカ・ディ・ジャコモ:監督今池・名古屋シネマテークイタリアで実際に行われている悪魔払いの現場を追ったドキュメンタリー。おどろおどろしい映画を期待して見に行ったら、オカル

続きを読む

映画を見ない日の出来事 179西国三十三カ所第20番札所である京都の西山 善峯寺(にしやま よしみねでら)に参拝してきた。終盤になって足踏み状態になっている札所巡りにムチを入れるため、いつもの鈍行列車をやめ、本日は新幹線で京都に向かった。着い

続きを読む

仕事帰りの金曜日の夜はアクション映画だ。2017年11月24日(金)『セントラル・インテリジェンス』(2017年)ローソン・マーシャル・サーバー:監督名駅・ミッドランドスクエアシネマ2高校時代はなんやかやともて囃され、学校の人気者だったカル

続きを読む

映画を見ない日の出来事 178数年前からボケ防止のためにmixiで映画日記を始めたのだが、最近立て続けに凡ミスを連発してしまった。着実に老いはやってくるものだ。そのせいもあってか、どうも世の中が面白くない。最近切れる老人が多いと聞くが、なん

続きを読む