金曜日の夜、仕事帰りの岐阜で、シャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマーの愛すべき老年ラブコメ映画に出会った。こんな気持ちのいい夜は、飲まずにはいられない。岐阜駅前、玉宮通りの串焼き屋で、熱燗一本と地酒を一杯。話相手がいないので、読み

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今日は岐阜で仕事だった。仕事帰りに、ちょうどいい上映時間の映画があった。２０１５年２月２７日（金）『トレヴィの泉で二度目の恋を』（２０１５年）マイケル・ラドフォード：監督岐阜柳ヶ瀬・ＣＩＮＥＸひょんなことから隣同士になった老人男女のドタバタ

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２０１５年２月２５日（水）『スペシャルＩＤ特殊身分』（２０１５年）クラレンス・フォ：監督名駅・ピカデリー劇場１時間４０分弱のアクション映画。仕事帰りにはちょうどよい。物静かで誠実、まるで目立たない銀行員みたいなふつうの男が、突如として、拳を

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２０１５年２月２４日（火）『カサノバ』（１９７６年）フェデリコ・フェリーニ：監督ＢＳイマジカ【録画】やっぱり、フェリーニはすごい！！。全編が大がかりな見世物小屋。カサノバが乗った船が漂う海は室内セット。波に見立てたうすいビニールがゆらめく。

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仕事帰りに、春の青春１８切符を購入。中断していた西国三十三カ所巡りの再開だ。去年の元旦、那智の青岸渡寺を皮切りに三十三カ所巡り始めた。秋には満願になると思っていたが、十五カ所しか巡ることが出来なかった。今のペースでいくと３年かかることになる

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前日に続いて古い日本映画を見てきた。２０１５年２月２０日（金）『八甲田山』（１９７７年）森谷司郎：監督駅西・シネマスコーレ公開された１９７７年は、私が２３歳の頃だから、社会人になりたてのときに見た映画だ。吹雪の中を疲れ切った兵士たちがウロウ

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今年は若い頃に出会った映画を、見直そうと思っている。私のようなボンクラでも、それなりに人生経験や映画体験を積めば、若い頃には見過ごしていたものが見えてくる。さらに、ぼんやりではあるが、作り手が作品に込めた思いに、少しは近づくことができるだろ

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増村保造の４本目。ふだんなら、疲れが出る頃。この日も、少しぐらいは眠ってしまうだろうと覚悟していた。ところが、前の３本が良かったことに加え、４本目も面白い。眠る暇なんか、まったくなかった。２０１５年２月１５日（日）『動脈列島』（１９７５年）

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中学から高校生の頃に見逃してしまい、大人になっても忘れられず、機会があれば見たいと念願する映画がある。数えると６本あった。思春期の盛り、背伸びをして読んだ映画雑誌の紹介記事に書かれた何かが、私の琴線に触れたのだろう。６本のうち『わが命つきる

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『千羽鶴』に続き、増村保造の作品を見た。２０１５年２月１５日（日）『悪名 縄張荒らし』（１９７４年）増村保造：監督大阪九条・シネ・ヌーヴォ河内は八尾の暴れん坊・朝吉とモートルの貞の出合いから、貞の死までを描く。大映映画版『悪名』（監督：田中

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２０１５年２月１４日（土）『アルファヴィル』（１９７０年）ジャン＝リュック・ゴダール：監督今池・名古屋シネマテーク新作の『さらば、愛の言葉よ』は、なんとか持ちこたえたが、この日は始まって５分も経たないうちに朦朧となってしまった。もう、ゴダー

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２０１５年２月１３日（金）『ジョーカー・ゲーム』（２０１５年）入江悠：監督笹島・１０９シネマズ名古屋『サイタマノ・ラッパー』シリーズの入江悠監督が初めて挑んだ商業映画。正直、大丈夫か？と、ちょっと心配だった。雨の中で、威張りくさった古参兵に

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２０１５年２月１２日（木）『ナショナル・ギャラリー 英国の至宝』（２０１５年）フレデリック・ワイズマン：監督矢場町・センチュリーシネマ柄にもない映画を見に行くべきではなかった。爆睡で終了。『さよなら歌舞伎町』（２０１５年）廣木隆一：監督矢場

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２０１５年2月１０日（火）『緋牡丹博徒 花札勝負』（１９６９年）加藤泰：監督ＮＨＫＢＳプレミアム高倉健の追悼番組。昨夜の『網走番外地』に続き、今夜は高倉健が藤純子の人気シリーズに客演した『緋牡丹博徒 花札勝負』だ。私が高校生の頃に初めて見た東

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２０１５年2月９日（月）『網走番外地』（１９６５年）石井輝男：監督ＮＨＫＢＳプレミアムＢＳとはいえ、ＮＨＫで網走番外地のメロディが流れるとは、感慨深いものがある。♪網走番外地は放送禁止歌だったはず。同様に、当時の東映は、品の悪い映画の代名詞

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２０１５年２月８日（日）『さらば、愛の言葉よ』（２０１５年）ジャン＝リュック・ゴダール：監督矢場町・センチュリーシネマ毎度のことながら、ゴダールの映画はさっぱり分からない。とにかく、爆睡しなかったことだけは、自分を褒めたい。本作に限らず、さ

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２０１５年２月７日（土）『ジャッジ 裁かれる判事』（２０１５年）デイヴィッド・ドブキン：監督笹島・１０９シネマズ名古屋次から次へと証人たちが登場するたびにどんでん返しが連続するような、法廷ミステリーを想像していたら、なんと人情劇だった。気丈

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２０１５年２月６日（金）『映画 深夜食堂』（２０１５年）松岡錠司：監督名駅・ピカデリー劇場新宿の片隅にある深夜０時に開店し、朝の７時に店じまいをする「めしや」という名の食堂が舞台。カウンター席だけの小さな店を、常連からは「マスター」と呼ばれ

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２０１５年2月５日（木）『七つの宝石』（１９５０年）佐々木啓祐：監督チャンネルＮＥＣＯ【録画】来客のために、家の女主人がトレイに紅茶をのせて居間へやってきた。ところが居間にいるべき来客とひとり娘の姿がみあたらない。動転した女主人は思わずトレ

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２０１５年２月４日（水）『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』（２０１５年）ジェマイン・クレメント　タイカ・ワイティティ ：監督名駅・ピカデリー劇場ニュージーランド映画とは珍しい。４人のヴァンパイアが住むシェアハウスに、新米ヴァンパイアと彼

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２０１５年2月３日（火）『眠狂四郎 多情剣』（１９６６年）井上昭：監督チャンネルＮＥＣＯ【録画】市川雷蔵版『眠狂四郎』シリーズ第７作目。初見。シリーズ第４作目の『眠狂四郎 女妖剣』で、強烈な印象を残した色情サディストの菊姫が再登場する。菊姫は

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２０１５年2月２日（月）『歌う弥次喜多黄金道中』（１９５７年）大曾根辰保：監督時代劇専門チャンネル【録画】歌う映画スター・高田浩吉とアジャパー・伴淳三郎が弥次さん喜多さんに扮した、唄入りの明朗時代劇。伊勢参りの道中、弥次喜多が黒船騒ぎでわき

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２０１５年２月１日（日）『恐怖の報酬』（１９５２年）アンリ＝ジョルジュ・クルーゾー：監督港区・ＴＯＨＯシネマズ名古屋ベイシティ中学生の頃にテレビで見たトラウマ映画。ホントに映画を見ていて“のどがカラカラになる”ことがあると驚いた記憶がある。

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