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2018年02月01日00:45

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映画日記 『目撃者 闇の中の瞳』 『恋とボルバキア』

2018年1月31日(水)

『目撃者 闇の中の瞳』(2018年)
チェン・ウェイハオ:監督
今池・名古屋シネマテーク

台湾発の暗黒(=ダーク)ミステリー映画。

辣腕新聞記者のシャオチーが買ったばかりの中古車に乗って事故ってしまった。
事故車をなじみの自動車整備店に持ち込んだら、この車、以前にも事故にあっているという。
気になったシャオチーが、懇意の警察官を通じて車の履歴を調べると、9年前に発生した車同士の衝突事故の片方だった。
シャオチーが購入した車は衝突され、当て逃げされていた。
運転していた男性は死亡し、同乗の女性は搬入された病院から姿を消していた。
当て逃げした車と加害者の行方はいまも杳として不明だった。
その事実にシャオチーは愕然となる。
なぜならば、シャオチーは9年前の雨の夜に起きた衝突事故の、目撃者だった・・・・

見ている最中に「ええっ!!」と心の中で声をあげた回数が4〜5回あった。
そのうちのひとつには、思わず「ええっ!!」と声をもらしてしまった。

時制があちこちに飛び回るので少々分かりづらいが、終盤になってバラバラだったパズルのピースがはまり出す。
そして、最後にはまるピースがとても残酷だった。

と、偉そうに書いたが、まだ分からないというか、もやっとした残尿感みたいなものがある。
台湾でリピーター続出のロングランヒットというチラシの宣伝文句に偽りなしだ。

傑作!!


『恋とボルバキア』(2017年)
小野さやか:監督
今池・名古屋シネマテーク

先日見た『女になる』がよかったので、こちらも見ることにした。
LGBTをテーマにしたドキュメンタリー映画を2本を続けて見て、今は男と女という性別の境界線がどんどんと消滅していく時代なのだろうと思った。
2本に共通するのが、いずれも登場人物たちが必死に生きているということ。
そして、その生き方がどこか不器用なのに共感する。
愛すべき1本、見ておいてよかった。



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