本●「幻のアフリカ納豆を追え！そして現れた＜サピエンス納豆＞」（新潮社）高野秀行・著読了。どう見ても腐った豆にしか見えない納豆。その姿だけでなく独特のニオイから、こんなものを食べてるのは世界中で日本人だけだろう！！と、妙なナショナリズムとい

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■鉄道旅行記　３５青春１８きっぷを使って、日帰り旅行。７：３６　名古屋発。関西本線に乗り、終点の亀山へ。亀山で紀勢本線に乗り換え、ふたつ目の一身田（いしんでん）駅へ向かう。以前、一身田駅のそばに、真宗高田派の本山・専修寺という大きなお寺があ

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２０２４年３月２９日（金）『夕陽のガンマン』（１９６６年）監督：セルジオ・レオーネ名駅・ミッドランドスクエアシネマその首に多額の賞金がかかった極悪強盗団の首領インディオとその一味を、賞金稼ぎのモーティマー大佐とポンチョスタイルのモンコが追っ

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本●「頬に降りかかる雨」（講談社文庫）桐野夏生・著主人公村野ミロは、私立探偵だった父が引退して、北海道に引っ込んでしまったため、父が事務所がわりに使っていた新宿２丁目のマンションで暮らしていた。ある日、親友の耀子が、恋人から預かった一億円と

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２０２４年３月２７日（水）『電エースカオス』（２０２３年）監督：河崎実駅西・シネマスコーレ気持ちのいいことをすると全長２０００メートルの巨人に変身する正義の宇宙人、その名も“電エース”が主人公。全長２０００メートルといえば、出羽の月山や谷川

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２０２４年３月２６日（火）『ロッタちゃんと赤いじてんしゃ』（１９９２年）監督：ヨハンナ・ハルド伏見・ミリオン座今日も今日とてロッタちゃんはおかんむり。なぜなら、今日はロッタちゃんの５歳の誕生日だというのに、おねだりした自転車は却下され、パパ

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先週末、名古屋駅西口のシネマスコーレで『ＬＯＮＥＳＯＭＥ ＶＡＣＡＴＩＯＮ』を見たとき、馬鹿映画の巨匠・河崎実監督の新作『電エースカオス』の予告編がかかっていた。その予告編というのがこれ。https://www.youtube.com/watch?v=0d79nlg4oCQ怪優の清水

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本●「悪いうさぎ」（文春文庫）若竹七海・著昨日今日で一気読み。女探偵・葉村晶は、とんでもなく痛い目に逢いながら、不良女子高生のミチルと出会ったのが運のつきだった。葉村は行方不明になったミチルの女ともだちを探すことになる。どうせ家出か“葉っぱ

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２０２４年３月２３日（土）『ペナルティループ』（２０２４年）監督：荒木伸二伏見・ミリオン座恋人を殺された男が復讐を誓う。そのために、男は仕事を変え、犯人の行動を探り、綿密な計画を立てたのだろう、ついに復讐を遂げる。深夜になって、袋に入れた犯

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昨日より寒さもゆるむ金曜日。久しぶりに３本立て。２０２４年３月２２日（金）『惜春』（１９６７年）監督：中村登岐阜柳ヶ瀬・ロイヤル劇場新珠三千代の特集上映。上野に店を構える老舗組紐店・糸屋新堂の八代目が逝去し、莫大な資産と店の暖簾は三姉妹のひ

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映画を見ない日の出来事４２４天気が良かったのでスーパーへ買い出しに出かけたが、風が冷たくてまいった。春先だというのに、12月や１月の頃よりも寒さがこたえる。せっかく、キリンの「一番搾り 超芳醇」という期間限定のビールを買ってきたのに、こうも寒

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本●「駅は見ている」（小学館）宮脇俊三・著読了。名古屋市の図書館で見つけた1冊。いちおう、鉄道紀行作家・宮脇俊三のファンを自認しているが、このタイトルは知らなかった。本文中に九州を取材旅行中に「阪神淡路大震災」の報を知ったという記述があるの

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２０２４年３月１９日（火）『ビニールハウス』（２０２４年）監督：イ・ソルヒ伏見：ミリオン座とある田舎町、貧しさのため畑の中にたつビニールハウスに住む中年女ムンジョンが主人公。ムンジョンの夢は少年院に入っている一人息子とひとつ屋根で暮らすこと

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２０２４年３月１８日（月）『π パイ』（１９９８年）監督：ダーレン・アロノフスキー矢場町：センチュリーシネマ「ブラック・スワン」や「ザ・ホエール」のダーレン・アロノフスキー監督の長編デビュー作ということで、いそいそと出かけたのだが・・・・な

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本●「探偵は田園をゆく」（光文社）深町秋生・著読了。東北は山形市在住の女探偵・椎名留美が活躍するシリーズ第２弾。探偵とは名ばかりで、実情は便利屋、その日もアルバイトでデリヘル嬢の送迎ドライバーをしていた留美は、届け先のラブホテルで、突如勃発

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２０２４年３月１６日（土）『セックスドキュメント 性倒錯の世界』（１９７１）監督：中島貞夫アマゾンプライム中島貞夫監督による“セックスドキュメント”シリーズの1本。１９７１年当時の、ゲイとレズとＳＭの世界にカメラを持ち込んだ作品。タイトルの「

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２０２４年３月１５日（金）『デューン　砂の惑星 ＰＡＲＴ２』（２０２４年）監督：ドゥニ・ビルヌーブ笹島：１０９シネマズ名古屋前作で砂漠の民の仲間となった主人公ポールに、次々と困難が立ちふさがる。いっときは心に迷いが生じたポールだったが、やが

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２０２４年３月１４日（木）『ＤＵＮＥ デューン　砂の惑星』（２０２１）監督：ドゥニ・ビルヌーブアマゾンプライム前評判の高い『ＤＵＮＥ デューン　砂の惑星ＰＡＲＴ２』が明日公開。奮発してＩＭＡＸで見ることにしたのだが、はて？となってしまった。そ

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本●「日本映画　隠れた名作　昭和３０年代前後」（中央公論新社）川本三郎　筒井清忠・著読了。小津、黒澤、溝口だけが日本映画じゃない。日本映画黄金期の昭和３０年代、巨匠たちの大作を影で支えたのは、もくもくとプログラムピクチャーを撮り続けた職人映

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２０２４年３月１２日（火）『ロッタちゃん　はじめてのおつかい』（１９９３年）監督：ヨハンナ・ハルド伏見：ミリオン座スウェーデンの田舎町に住むちっちゃな女の子ロッタちゃんは近所の人気者。隣のおばさんやゴミ回収のおじさんはやさしく声をかけてくれ

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２０２４年３月１１日（月）『ＤＯＧＭＡＮ ドッグマン』（２０２４年）監督：リュック・ベッソン名駅・ミッドランドスクエアシネマ２深夜、警官たちの前にたくさんの犬を引連れた、傷だらけの女装男があらわれた。うさんくさい女装男は警察の取調室で、まず

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本●「探偵は女手ひとつ　シングルマザー探偵の事件日誌」（光文社）深町秋生・著読了。女探偵もの。といっても舞台は大都会でなく山形県を中心とした東北地方。ヒロインのアラサーのシングルマザー椎名留美は探偵の看板を掲げてはいるが、実情は便利屋だ。パ

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一昨日の木曜日は大阪遠征。小津安二郎監督の未見作3本を見てきた。２０２４年３月７日（木）『その夜の妻』（１９３０年）監督：小津安二郎大阪九条：シネ・ヌーヴォサイレント映画。活弁や劇伴なしでの上映。深夜、丸の内あたりのビジネス街で起きた強盗事

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２０２４年３月８日（金）『ゴールド・ボーイ』（２０２４年）監督：金子修介名駅・ミッドランドスクエアシネマところは沖縄のビュースポット、垂直に切り立った断崖絶壁から老夫婦が突き落とされる。偶然、その様子を遠くのビーチにいた中学生の３人組がスマ

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青春１８きっぷを使って、久しぶりに大阪遠征。２０２４年３月７日（木）『風の中の牝鶏』（１９４８年）監督：小津安二郎大阪九条・シネヌーヴォいまだ復員しない夫を待ちながら、幼い一人息子とふたり、貧しいながらも健気に暮らす妻がいた。そんな彼女に不

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本●「藤原審爾　昭和の短編一人一冊集成」（未知谷）藤原審爾・著　結城信孝・編読了。ぼちぼちと読みすすめている「新宿警察」シリーズ以外の藤原審爾の作品が読みたくて、愛知県の図書館で見つけた一冊。短編１０作収録。まっさきに市川雷蔵主演の傑作ノワ

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映画を見ない日の出来事４２３雨模様だったので終日引きこもり。いつものように図書館で借りてきた藤原審爾の「新宿警察」シリーズと若竹七海「葉村晶」シリーズ、それぞれの短編を交互に読みすすめる。いまのペースなら早めに返却できそうだ。しかし、先月か

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２０２４年３月３日（日）『ハンテッド　狩られる夜』（２０２４年）監督：フランク・カルフン矢場町・センチュリーシネマ深夜の田舎道を走る１台の車には、訳ありなカップルが乗っていた。ところが運悪くガス欠なってしまい、目に入ったガソリンスタンドに立

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２０２４年３月３日（日）『虚栄は地獄』（１９２４）監督：内田吐夢『浮草物語』（１９３４年）監督：小津安二郎名駅・ミッドランドスクエアシネマ２「第２回 カツベン付き無声映画上映会 in 名古屋 ミッドランドスクエアシネマ」と銘打たれたイベントに参加

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