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日記一覧
- 時代を越えて（１０１） 論点スペシャル「慰安婦問題 和解への道」
- 2016年07月30日13:19
読売新聞2016.7.29朝刊で、韓国が「和解・癒し財団」設立したことをうけて、日本、韓国、アメリカの専門家の意見のインタビュー記事が掲載された。三者の意見がそれぞれの国を代表するものとまでは言えないが、特に、韓国とアメリカの意見がそれぞれの国益
- 時代を越えて（１００） 山野車輪「嫌韓道」
- 2016年07月27日10:59
山野車輪「嫌韓道」ベスト新書2015 を読んだ。韓国からの日本批判を見るたびに思うのは、ナショナリズムはどうあるべきなのか、ということである。日本のリベラルは、国際主義が良いのだとして、欧米リベラルの目線で時事問題を論じている。しかし、日本の
- 時代を越えて（９９） 加藤典洋「死に臨んで彼が考えたこと」
- 2016年07月24日16:37
加藤典洋「死に臨んで彼が考えたこと」2016年 新潮７月号 を読んだ。著者は1948年生の文芸評論家。この評論はソクラテスが処刑を甘受した理由を「クリトン」や「ソクラテスの弁明」検討することで、明らかにしようとしたものである。 なお、ソクラテスは
- 時代を越えて（９８） インタビュー・柄谷行人「改憲を許さない日本人の無意識」
- 2016年07月23日18:01
インタビュー・柄谷行人「改憲を許さない日本人の無意識」2016 「文学界」７月号 を読んだ。「日本人にとって憲法九条とは何なのか。・・・安倍政権が今夏の参院選で改憲勢力拡大を目指す今を、「憲法の無意識」岩波新書を上梓した柄谷氏はどう見ているの
- 時代を越えて（９７） 酒井亨「戦後七十年 右傾化批判の正体」
- 2016年07月14日15:42
酒井亨「戦後七十年 右傾化批判の正体」イースト新書2015 を読んだ。著者は1966年生で、共同通信社の記者を経て、台湾に移住してフリージャーナリスト、として活動。台湾大学法学研究科を卒業して、現在、比較政治学を専門とする金沢学院大学准教授である
- 時代を越えて（９６） 中西輝政「共産主義と日米戦争」上
- 2016年07月12日15:53
まだ雑誌連載中なのだが、感想を書いていると長くなったので、ここで投稿することにした。（上）ソ連と尾崎がやったこと 「正論」2016年７月号 １．忘れられた冷戦と東アジアの冷戦 �〆Ｇ�はソ連の解体によって東西冷戦が終結してから二十五年である。来
- 時代を越えて（９５） 浅羽通明「反戦・脱原発リベラルはなぜ敗北するのか」
- 2016年07月11日15:01
浅羽通明「反戦・脱原発リベラルはなぜ敗北するのか」ちくま新書2016 を読んだ。ウィキによれば、著者は1959年生、呉智英や大月隆寛などと親しく、第一次オタク世代とのことで、学生時代に花田清輝を読んで大きな影響を受けたとのことである。 本書は三章
- 謎アラカルト（４） 萩原朔太郎「夜汽車」の通過する山科
- 2016年07月05日21:23
朔太郎「抒情小曲集」1925 所収に「夜汽車」（愛憐詩編）がある。「有明のうすらあかりは 硝子戸に指のあとつめたく ほの白みゆく山の端は みづがねのごとくしめやかなれども ・・・ そこはかとなきまきたばこの烟さえ 夜汽車にてあれたる舌には侘し
- 時代を越えて（９４） 会田弘継「トランプ候補に影響を与えた二人の思想家」
- 2016年07月05日05:54
今朝の読売新聞（2016.7.4）文化欄に、青山学院大学の会田弘継教授の論説が掲載されていた。その思想家とは？ ということで興味を引いたのである。 英国の欧州連合離脱、米国のトランプ現象、欧州各国での右派政党台頭。ヒト、モノ、カネが国境なく大量に
