最近は本も映画も見る気がしないので書くことがない。それで、昔詠んだ俳句のことでも書くことにした。 ★赤を赤黄を黄に雨のチューリップ これは霞ケ浦の風車のある公園に行った時、丁度、雨が降り出した。それで、駐車したまま外へ出なかったのだが、何
図書館で、河出書房新社編集部編で、30人ほど書評の集成である「村上春樹「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」をどう読むか」河出書房新社2013.6 と西村賢太「疒(やまいだれ)の歌」前篇の掲載された新潮10月号を借りてきた。後編は1
内田樹がブロゴスで面白い事を書いていた。安部首相の靖国神社参拝についての朝日新聞へのコメントとのことである。 「東京裁判は戦後日本に対して二つの義務を課した。一つは、敗戦国として戦勝国アメリカに対して半永久的に「従属」の構えをとること。一
正月に見るために、かみさんが図書館からDVDで森田芳光監督「武士の家計簿」2010 を借りてきた。おもしろいので原作の磯田道史「武士の家計簿 加賀藩御算用者の幕末維新」新潮新書2003 も続いて読んでみた。 原作の著者は歴史学者で、古書店から掘り出
しばらく映画を見ていなかったが、昨日テレビで「のぼうの城」1912.11 をみた。小説のほうも以前読んでいたのだが、もうひとつ腑に落ちなかったのであるが、映画のほうがストーリーが単純化されているだけに、作者あるいは監督の意図がわかったような気が