村上春樹「風の歌を聴け」講談社文庫1982(単行本1979)は、作家になりたいが、失語症であった青年が、大学の休暇中につきあった友人や恋人との関係を描いた小説である。なにしろ、失語症だから描写といえるものもなく、人間関係の説明も断片的であって、ほ
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