●ゾシマ長老の死 『カラマーゾフの兄弟』で私が最も重要と考える部分は、第7篇第一の「腐死の香」である。「大審問官」の章でイヴァンにカトリック教会の堕落を語らせたドストエフスキーは、この章で、ロシア正教会の長老ゾシマの死について書く。ゾシマは
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