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2022年12月08日00:45

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クロアチア戦敗戦の感想

■日本、初の8強ならず 延長戦いクロアチアと1-1 PK戦で敗れる
(朝日新聞デジタル - 12月06日 03:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7213570

なかなかもやもやするので書いて発散することにする。
試合の流れとしては前半大然のゴールで先制するが後半ロングボールをサイドから入れてきた攻撃で同点に追いつかれた。延長も得点は動かずPK戦となり日本は南野、麻也、三苫が外して敗退した。

今までの試合と違い前半に得点してしまったのが意外だった。だが今までの試合と違い二点目が取れなかった。
三笘が入ると今まではそこで攻撃のスイッチが入り15分だけ物凄く活動量が増えて二点取れたのだが今回は完全にクロアチアに対策をされて得点を生むことができなかった。
ドイツ戦、スペイン戦は奇襲のような形で勝利したが、そのやり方も分析されどんなことをするのかクロアチアは完全に把握していた。試合はこう着状態となりPKとなったのだがクロアチアは前回のワールドカップでもPK戦をしていたこともありそれはクロアチアのプランだった。選手交代もPKを見越してのゆっくりとした選手交代をクロアチアはしていたのだ。延長に入るとお互いヘロヘロという状況だった。

クロアチアのキーパーはPKが得意とのことですっかり止められた。多分日本のPKキッカーの分析は十分にされていたのだろう。そして日本のキッカーは緊張で固まっていた。

予選のコスタリカもクロアチアもいわゆる弱者のサッカー。少なくてもブラジルのような個人技の集まりでもない、エムバペのような選手もいないし、メッシもいない、スペインのようなパスで崩す理念もない。相手の出方を見て上手に対応するサッカーをする、日本代表は弱者のサッカーでグリープリーグを勝ち抜けた。でも弱者のサッカーをする相手だと弱者のサッカーをしていた日本はうまく対応できない。どうすればいいのかというとボールを握って相手を揺さぶって崩すサッカーをすればいいのだが日本はできないのが露呈してしまった。

日本はPK戦で敗退した。コンサドーレのファンだとPK戦といえばルヴァンカップ決勝www
三笘も麻也も表情がすごいことになってて、それは札幌のあの試合の石川直樹と進藤のようだったwwww
今回のPKの失敗でネット上で話題になったのはリヴァプールのPK戦の対応だ。
https://www.footballista.jp/special/139693
選手への声かけ方法、選手の選び方など考えられている。
脳波が全てを解決するわけではないが心理学者を巻き込んだ科学的アプローチをどんどんやるべきなのだなとは思う。
挙手によるキッカー選出は自分はさっきのルヴァンもあるのだが普通だと思う。そうじゃないアプローチがり、それが効果的であるのならば是非とも日本サッカー協会で勉強して各クラブにおろしてほしい。
日本は南アフリカ大会でもPKで負けて駒野が号泣していたし、羽生も号泣していた。中田もなきはしなかったとは思うがオリンピックの本戦でPKを外した。もちろんPKで勝ったアジアカップとかもあるのだが国際大会だとやはり弱い。それは多分周りの期待が重圧と感じていたのだろう。自分の感じていることがいつの間にか重荷になっていることはままあることだ。Twitterではバイエルンミュンヘンの選手もPKキックを怖がってる様子を見た宇佐美の記事が流れていたし国籍関係なく人間誰しも怖いのだろう。南野は多分誰も挙手しない五秒間で責任を感じ、またフォワードのプライドも感じて自ら進んで最初のキッカーを志願して失敗し号泣してしまった。PKキックは四隅にどこに蹴るかキーパーにギリギリまで悟られずに強く正確に蹴れば入るものでW杯決勝トーナメントに出る選手なら普通は蹴れる。でも、それが本番ではできない。原因はプレッシャーしかない。プレッシャーとうまく対応するのに心理学的なものが助けになるのであればサッカー協会は率先して取り組み、それを協会所属のクラブに下すべきだ。

自分は前のスペイン戦の日記にでも書いたが日本はボールを保持して引いた相手でも崩す攻撃的なサッカーをする監督に変えるべきだと思う。フロンターレの選手が代表に複数選ばれることもあり鬼木監督が手っ取り早いと思う。海外でのサッカーの経験とかをいうのであればマスカットとかマリノスにきていた外国人監督、ポステコがいいのではないだろうかと思っている。でも報道では田嶋は森保を評価していて森保本人も前向きらしいので引き続きやるのだろう。アジアカップは優勝できずオリンピックもメダル取れず、今回もベスト8はダメだったが、きっとドイツやスペインに勝ったからいいということなのだろう。田嶋はハリルホジッチの解任の総括もしてない。森保を持ってきたのもジャパンウェイというものを振りかざしてのものだが協会が示したノルマをこなせてないことをどのように評価して、今後どうしてそれを解決するのか示されていない。極めて情緒的というか気分的というか雰囲気で森保にしてなんとなく目の前の試合の勝敗に一喜一憂して誤魔化しているようにしか見えない。端的にいうと何も考えていない。オシムの言っていたサッカーの日本化とはなんなのか。日本がどのようなことに力を入れてどこを伸ばして他の国のサッカーと対峙してゆくのか全く見えない。

なんだか憂鬱な気分になってしまう。でも日本代表の試合が今後来たらまたハラハラしてテレビにかじりついて試合を見てしまうのだろう。自分はドーハの悲劇以降日本代表が好きになり簡単には嫌いにはなれないのだと今回のW杯の試合を見ながら痛感してしまった。どうか効率的効果的に日本サッカーの強化が進展して欲しい。生きてるうちにベスト8嫌もっといい景色が見られたらいいなあ。

追記なのだが
アジアカップの優勝はとても大事だ。昔はコンフェデレーションカップがあり今どうなったのか知らないけど、大陸間のコンペティションの優勝チームが集まる国際試合がある。W杯には及ばないもののFIFAの違うサッカースタイルを持つ国のサッカーチームの集まる公式試合はアジアでは経験できない真剣勝負をする機会としてとても貴重だ。そしてアジアでコンスタントに力を示すことのできないチームはW杯に出たって勝つことはできない。目の前の1試合1試合を真剣に取り組めないチームがどうしてW杯でベスト8になることができるだろうか。それは今度から始まるオリンピック予選、ワールドユースの予選、戻り戻ってくるのであれば二月末から始まるJリーグから始まるのだ。アジアだから適当でいい、負けていい、は本当の勝負の世界に住んでいる人間からしたらありえない素人の発想だ。ギリギリの勝負の積み重ねでしか本当の成長はできないのだ。

なので、今回W杯の出場した20代前半の選手たちの沢山の選手は是非ともチャンピオンズリーグベスト8以上のチームに所属してギリギリの試合で磨かれて今度のアメリカ大陸でやる本番ではベスト8、ベスト4を目指して欲しい。







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