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2008年06月26日23:57

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ドリームワークス 「カンフーパンダ」

あまり期待しないで行くと、意外に「おもしろかった〜」と感じる映画がある。これは まさにそういうタイプの映画だった。

そもそも私、最後にアニメ映画を映画館(といっても、今夜は一ツ橋ホール)で見たのは、いつだったかしら?
そう、試写会でくらいしか、わざわざお金を払っては見ない。
でも、今夜の作品は さすがに夏休み映画というだけあって、CGも声優も素晴らしかった。

内容は、タイトルからして明らか。
昔の中国を舞台にした動物の武闘アニメ。カンフーの師匠とその優秀な弟子達と、ひょんなことから修行に入った、デブのパンダ
の物語。

それにしても、普通ジャイアントパンダに対するイメージは、まず 可愛い、じゃない?
だのに、ジョン・ブラックが声をやっている、この主人公のパンダは、まず

デブ

格好悪いし、どんくさいし、体力も無いし。
伝説の龍の戦士、に偶然指名されるのだけれど、全くありえないようなキャラ。
でも、それがね、お決まりの「自分を信じて頑張る」パターンで、見事に・・・・

ストーリーの筋は、よくある話なんだけど、細かい設定が、ちょっとユニークで、いけてる、と思った。
主人公のパンダの父親が、なぜかアヒル(?)で、ラーメン屋を息子(つまりパンダ)が継いでくれることを、心から望んでいる。
この辺り、父と息子のヒューマンドラマっぽい。

さらに、パンダの師匠(ダスティン・ホフマンが声を演じている。さすがにシブくて素敵な声)には、更に老師(カメーーこの辺りも、あまりにも正統派でちょっと工夫がほしかったな)がいて、
この二人の関係も、なんともヒューマン。

名師匠も、迷いがあるし、絶対ではない。
が、さらにその上の位の老師も、「あれれ?ボケたの?」みたいな弱みが見えてきて。私は妙にこの二人の関係に惹かれた。

ともかく、単純に楽しい映画だった。
親子にお薦め。
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