今から13年前の2013年1月、物価2%高を目標に、
アベノミクスはスタートした。
当初目標達成は、2年後の2015年だったが、
遅れること11年の今年ようやく日銀が2%に到達したと判断した。
物価が上昇すれば景気は良くなるとして
異次元の金融緩和によるインフレ政策が続けられたが、
約10年間、物価は思うように上がらないままだったが
去年から急激に上昇に転じて今の物価高となっている。
上昇に転じた原因はウクライナへのロシアの侵攻と、
それに続くイスラエルのガザ地区攻撃、
トランプ大統領によくイラン攻撃などによる
原油価格の上昇にあるとされている。
実際にアメリカでも原油価格の高騰などで、
物価が猛烈に高くなっている。
さらに物価高に追い打ちをかけているのが、
アベノミクスの金融緩和による円安だ。
原油は100%、食料自給率は37%で
輸入依存度が高い日本にとって円安は輸入価格が
高騰するばかりだ。
言ってみれば、2%の目標達成は、外的要因が中心で
アベノミクス効果であるとは言い切れないわけだ。
だから現在のインフレが健全かといえば、
決してそうとはいえないだろう。
本来は円の番人として独立しているはずの日銀は、
安倍元総理の強い圧力でインフレ政策に踏みらざるを得なかったが、
結局、日本経済を誤った方向に導いたことになったのではないか。
当初からアベノミクスを批判していた経済の専門家は、
安倍元首相の政策は、過ちだったと指摘している。
アベノミクス信者の高市首相に舵取りを任せて、
これからの日本経済は、大丈夫なのか、
不安は尽きない。
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