「窓ぎわのトットちゃん」声: 役所広司ほか

友人が製作に関わったので、見に行った。
公開一週間目の金曜日午後、半分強の入り。

言わずと知れた黒柳徹子の小学生時代の実話を元に、
日本が太平洋戦争に突入して行く中、東京でのとても個性的な暮らしぶりが描かれていて面白い。

アニメなのだけれど、声優を演じている俳優達の顔を知っているからか、
まるで実写のように入り込めた。

でも、アニメだからこそ、トットちゃんと仲良しのやすあきくんが
とにかく愛らしい。
たくさん失敗をするのだけれど、それが楽しい。
トモエ学園の小林校長先生の教育が素晴らしい。

後半、いよいよ戦争の暗い影にまとわりつかれる頃には
トットちゃん達がかわいそうでかわいそうで。

逆境に落ちながらも、前へ強く進もうとするトットちゃんの
生きる力に喝采。