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2023年11月08日18:44

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「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」マーティン・スコセッシ監督

主演がデカプリオ、デ・ニーロががっちり脇を固める、事実に基づいた大作。
長かったけれど、全く眠くならずに見られた。期待通り。
主演女優で、純血インディアン役のリリー・グラッドストンが、とてもきれいだったが、
逆に、「悪役」の二人の、特にデカプリオの不細工さが、上手かった。

オハイオ州に流れてきたインディアン部族が、石油を掘り当てたお陰で大金持ちになった。
そこへ、金を求めて白人がたくさん集まってきて、何かともめごとが起こる状態。
デ・ニーロ演ずる、「キング」と呼ばれている叔父を頼って、アーネスト(デカプリオ)がやってきたところから始まる。

石油の権益を持つ部族から、何とかそれを奪い取ろうと、殺人が繰り返される。
愛し合っているように見える白人とネイティブの夫婦だが、夫は妻の命を狙っているのか・・・

時折見られる、オハイオの田舎の美しい風景がアクセントになりながらも、
金をめぐる醜い争いが次々に繰り広げられる。

最初に、ガツンとロックなギター音楽が流れ、「しまった、真ん中の席にすればよかった」と思ったが、
話が進んでいくと、なぜか音楽がしりすぼみに、と思ったら、
なんと、音楽担当のロビー・ロバートソンは今年の八月に亡くなっていた。
そして、クレジットには in memory of  と。
なるほどね、本当だったら、激しいギターサウンドが、もっと入っていたのかも。
ザ・バンドのテイストの音楽を、もっと聴けたら良かっただろう。この映画にピッタリだっただろうに。
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