カンヌで脚本賞に輝いた話題作。
お得な水曜日の午後、シネコンは8割近い入り。
諏訪湖に近い小学校で起きた、いじめ を
そのクラスの子のシングルマザー、担任らの視点で
美しい風景と共に描く、少し謎解き要素のあるヒューマンドラマ、
なのだけど、私には、この漢字2語が浮かんだ。
残酷
流血とか暴行シーンは無い、にもかかわらず
何とも耐え難いようなシーンが、少なからず出てくる。それは
いじめ、を多角的に描いた小学五年クラスの
親や教師らが、実は過去に大きな傷をおっているところ等に由来する。
是枝監督なら「ベビーブローカー」の方がずっと面白く観られた。
でも、インパクトという点からは、「怪物」の方が上かも。
俳優の演技と要所要所の景色の美しさを
堪能し、満足した。
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