ナイキのエア⋅ジョーダン誕生の実話に基づくお話。
デイモンとアフレックのコンビ作なので、逃せないと思ったが、
なかなか見に行く機会がなくて、結局渋谷の
ミヤシタパーク向かいの映画館。さりげなく、ナイキにふさわしかった。
が、半分位の入りの殆どは大人だった。
コンバースとアディダスに比べ、バスケットシューズの認知度が低かったナイキ。
マット⋅デイモン演ずるソニーは、一世一代の賭けに出る。
まだ無名だったマイケル⋅ジョーダンの名を冠したシューズで、
巻き返しに打って出ようというのだ。
しかしジョーダンは、アディダスが好きで…
中年の会社員及び役員の、お仕事バトルの物語なのだが、
とんでもなく強引なソニーが、ここ、というところで踏み出す要因が、
ここで少しネタバレかもしれないけど、あの
キング牧師のスピーチ の原稿
まさかの!
とは言っても、恐らく日本人の多くはここで、ジャジャーン!!と感動はしないだろうな。
ここがこの映画のヒットのポイントのはずだけど、無理だろうな、
と納得しながらも、面白かった。
さらに要所要所で、シーンに合う80年代のアメリカの名ポップスが流れる。
私には馴染みが薄いのも少なくなくて残念だったが、
シンディ・ローパーの「タイムアフタータイム」だけは、イントロから認識。
良かった。
NYに住んでいた90年代に、スムースジャズのラジオ局しか聞かなかった。
あの時普通のポップスの局を流すこともあれば、
この映画をさらに楽しめたかもしれない。
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