棟方志功と東北の民藝 @日本民藝館

世界が認める天才画家ゴッホのあとは、
日本の天才芸術家を愛でに、駒場の日本民藝館へ。

別棟の西館(旧柳宗悦邸)が開館する日だったので、
本館の外、二点の棟方板画も鑑賞できてラッキー。

展覧会のタイトル通り、東北の民藝は焼き物、三春人形、織物等々
様々な品が展示されていて、かなり面白かった。
が、何といっても、お目当ての板画は

東北経鬼門譜

民藝館の鬼門譜は、銀色の屏風仕立てがひときわ立派に感じられて大好き。
しかも、閉館時間に迫る小雨の午後という絶好の機会、
なんと、最大の展示室に、たった１人になれる時間があった。

それこそ言葉に尽くせぬ至福のひととき。

屏風に向かいあう位置に並んだ展示棚の隙間に立って
しばし一人占めで見とれることができて、もう最高。

先週行ったゴッホ展が混雑して残念だったので、それに比べて
本当に素晴らしい、極上の展覧会だった。