予めチケットを取って行ったのだが、まず入口での短い行列に、びっくり。
この展覧会は、ゴッホの収集家ヘレーネ・クレラー=ミュラーのコレクションから
ということで、特に有名な作品、⌈ひまわり⌋や自画像があるわけではないのに、
思いがけない混み具合に驚いた。
はっきり言って、ここは密では!?と感じた箇所もあった。
しかも、若者が多くてビックリ。若いのにゴッホ好きなんだー?
まずは、ヘレーネのゴッホ以外の画家のコレクションから。
スーラやルノアールらの、あまり大きくない作品たち。
そしてゴッホの作品はというと、かなりの数のデッサンがあり、その巧みさに驚いた。
やはり絵が上手なのよね、当たり前だけど。
大作として目を引いたのは、⌈種まく人⌋、⌈レモンの籠と瓶⌋、そして糸杉の描かれた
⌈夜のプロヴァンスの田舎道⌋
あたりか。
期待以上とは言いがたかったが、とにかく久しぶりに
本物のゴッホを観られてとても嬉しかった。
が、ニューヨークに行って、また、⌈星月夜⌋に会いたくなった。
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