ターミネーターの正統な続編、面白かった。
監督の座は譲ったものの、キャメロン元監督の作品、
さすが正統派だけあって、まさしくあのターミネーターが帰って来た。
冒頭暫くしてのシーンに、前二つを楽しんだ身には、
辛かった。
今回の売りは新タイプのターミネーターと
筋肉強化された人間のグレース。
この美しいグレースが、何回も格闘シーンを巧みに繰り広げ
年はとっても、やっぱりマッチョのシュワちゃんと、
それは激しいアクション。
車も肉弾戦も工夫があって面白い。
展開として、えーっ?というのもスルーできる。
しかーし、絶対的な凄いキャラは
リンダ・ハミルトン
ハリウッド女優が日本の女優より優れていると常日頃私が感じるところを見事に突いている彼女。
それは「ありのまま」のシワを、惜しげもなくさらしながらも、
闘うシニアのサラ・コナーを演じる女優根性。
ある意味、壊しても殺しても生き返るターミネーターロボットよりも
そら恐ろしい、シワだらけのファイター。
あっぱれ、サラ・コナー!
前二作にも似た、エンドロールの切ない感じを
アコースティックギターのメロディーが見事に彩る、
あっという間の二時間だった。
ログインしてコメントを確認・投稿する