主人公が図書館員というので借りてみた。
ふざけた感じの口語が多くて若干読みにくくはあったが、
なかなか面白かった。
三歩は勤務して2年目の大学図書館司書。
優しい先輩や怖い先輩等に厳しい指導を受けながら働いている。
いわゆる天然のようなトジぶりに、しばしば笑わされるのだが、
一話ずつ完結している物語の中には、ハッとさせられるような作品もあり
結局最後まで読みきった。
生きることにエールを送るようなーー少し大げさかもしれないけど・・
もしかしたら職場の人間関係に一抹の風を吹かせるような小説か。
大人、しかも女性向けと感じる。
ログインしてコメントを確認・投稿する