mixiユーザー(id:7990741)

2018年11月09日12:21

50 view

「ピエール・ボナール展」@ 国立新美術館

新聞屋さんからただ券をもらった。木曜の午後、人出は少な目だった。

19世紀末から第二次世界大戦後まで、フランス国内をあちこち移動しながら、アトリエを持ち
各地で風景や室内の情景・人物を描いたこの画家は
ポスターや詩集の挿し絵等も評価されて、富豪らから注文を受けるという幸運にも恵まれた。

130点以上の展示の中、デッサンや写真等の小品も少なくなく
意外にさっさと見て回れた。
展示の最後のは、遺作の「花咲くアーモンドの木」。
これの完成には甥の手を借りたというから、最期の最後の一枚。
考えてみれば私は、人の手を借りてまで完成させた遺作を見たことはあまりなかったかも。

出口を出てショップに入る手前には、VRの部屋があり、
ボナールが風景画を描いた場所からの風景を
バーチャルリアリティーで見ることができる。
風景は、そんなものかと思ったのだが、
代表作の一つ「浴盤にしゃがむ裸婦」そのものの部屋を見られたのは、とても面白い体験だった。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年11月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930