mixiユーザー(id:7990741)

2018年07月09日22:36

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阿寒湖は静かで美しい

釧路滞在の最終日、天気予報が良い方にはずれてくれて、
朝からだんだん晴れっぽくなってきた。

姦しい三人組は、私の運転で一路阿寒湖へ。
マリモとカルデラ湖とアイヌコタンの小さな湖
ということだけど、ほぼ1時間半の道のり、途中から
「シカに注意」の看板が林立。
と思ったら、やっぱり、地元の友だちが
ほら!と指さす先に、一頭のシカ。
(が、時速80キロくらいの運転中だから一瞬チラ見)

その後も何回か見かけた。人間或いは車に慣れているのだろう。
ただ、こっちを見て動かなかった。

阿寒湖に着いたものの、湖はがっしりしたホテルに囲まれて
ほぼ水面も見えない。
ちょっとがっかりしながら、まずは食事。
アイヌコタンの奥にようやく無料の駐車場を見つけて停めた。
食後に湖まで歩いていったら、ちょうど遊覧船がやって来た。

それこそその場のノリで「乗る?」「乗ろう!」
これが大正解。

阿寒湖は思いのほか奥行きがあって、かなり速く進む大型船は
奥まで入ってUターンするまで、岸辺に沿いながら航行。
うまい具合に雲が切れてきて、日の当たる湖面は青くて美しかった。

フライフィッシングしている釣り人を何人かみかけた。
あんなにどっぷりつかって大丈夫?
しかし、彼ら以外に、阿寒湖はほぼ手つかず。
ホテル街も、ほんの一角だけで、湖のほとんどが人の気配ゼロ。
それどころか周りの山々には電波塔さえない。

大自然の残る湖 阿寒湖

マリモが有名だから、その展示場がある無人島に
遊覧船がつけたけれど、その手の土産物屋が一切ない!
これには本当に感心した。
マリモの生い立ちから「死」までの展示に
なぜか冬眠から目覚めたカエルがマリモから出てくる写真が。
そのカエルの、あまりにもお眠の目覚めの表情に、三人で大笑い。

空港まで車で向かうと、市街からほど近いところにあったのは、いわゆる

ぼた山

かつては炭鉱、国鉄、製紙業 で潤った釧路の、
ちょっと哀しい姿がそこにあった。

でも!猛暑の都会から逃げ込むなら、絶対にお勧め。
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