前作が面白かったから、友人くと4人で見に行った。
まだ公開3週目なのに、かなり空いていたし、良い時間の上映が減っていて、びっくり。
おまけに、本編のタイトルが入る前に、黒地に白(か逆で)で、日本語版のタイトルが、翻訳者の名前と共に、べたーっと現れ出て、ぎょっとした。
(例のあのN・T女史の翻訳)
でも、そんなマイナスを吹き飛ばす面白さ。
なんといっても「ラストサムライ」の主演男優と監督のタッグだし、
脇の俳優たちも、とてもよかった。
元米軍少佐のジャックは、MPと組んで、ある摘発をするところからスタート。
それがテレビCMで流れていた、ダイナーのシーン。
そこでコンタクト相手となった女性少佐を、トラブルから助け出すべく活躍開始。
流れで彼女と行動を共にするーーと、このあたりからお約束のカーチェイスだとかの逃走劇。
さらに今回は、ティーンの女の子も加わるのだが、この子が、最初はブスっとしていたのが、
だんだん打ち解けてくると、どんどんかわいくなってくるという、将来楽しみな子役だった。
というわけで、アクションものなのだけれど、意外に俳優の演技を楽しめる、一味違った映画だった。
トム・クルーズは、ヒッチハイクなどをする流れ者という設定だから、
大アップのシーンでも、わざとメイク薄めというか、肌のシミまで見せて、そこが好感度アップ。
米軍兵士のアフガニスタンでの苦役や帰国後の苦悩なども、サラっと見せている点も良かったし、
場所をニューオーリンズに移して、そこでのハロウィンのパレードなど、興味深かった。
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