友だちに誘われて、生まれて初めて見に行った。
ついに宝塚観劇デビュー。
先に彼女からもらったチラシを見、それからHPをチェックしてあせった。
皆おんなじ顔に見える!(男役は同じ、娘役も似ている人ばっかり)
こんなんで、大丈夫か、混乱するのではないか?!
一抹の不安を抱えながらも、なんとか楽しもうと、日比谷へ。
行ってみると、びっくり。
宝塚劇場の向かいは、シアタークリエで、今日はジャニーズ系の芝居のようで、
大勢の女性(おばさんといえる)が、文字通り群れを成して立っている!
異様といえる中、生まれて初めて宝塚劇場に入る。
そこで、またまた驚いた。エスカレーターが、何台もある。
調子に乗って一階上に上がりすぎ、また下りたりして、とにかく席へ。
ロビーのあたりなどは華やかな感じなのに、座席の列の間が狭くて、びっくり。
これでは外国人の男性がすわるのは無理だ、と思った。前を通れない。
すでにカーテンの前では、オーケストラボックスで調弦などの音出し。
あぁあ、そういえば、ブロードウェイのミュージカルが始まる前もこんな高揚感だったなぁ。
と、ほどなく幕が上がるというアナウンスが、あったのだが、それを男役トップスターが。
うーん、これも初めてのことで、オドロキ。
演目はあのシュトラウスのオペレッタ「こうもり」だから、衣装もクラシックだし
踊りもバレエ風で、華やかだったけれど・・・
一緒に行った友と話したのだけれど、トップスターの主役をはる男役さんは、さすが。
歌も踊りも、文句なくトップでしょう。でも、ね・・・
主役以外の中に、なかなか魅力的な男役が居たわよね、と話しながら、休憩時間はロビーへ。
2つ目の演目は、ミュージカルレビューというか、歌と踊りの派手な「The Entertainer」。
ここで、生まれて初めてラインダンスを観た。
さすがに一列になって足がそろって上がるのは、圧巻。
脚や腕の上がり下がりも、合っていて、みごとだった。
トップスターが、オケボックスの前の花道(?)を通るとき、正面のど真ん中の観客に
赤いバラを手渡すという演出があったり、横の階段を「その他大勢」のメンバーが下りてくるとき、
客席を照明が照らして、演者に観客が見てもらうことができるようにしてあったり、
まあ、このようにして宝塚にハマる女性ができてくるのだろうなぁ、と目の当たりにした感じがした。
おもしろい経験でした。
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