富士山初冠雪　from　河口湖、山中湖

たまたま富士山が今シーズン初めて冠雪した日の翌日である日曜から、
河口湖で二泊三日してきた。
東京は、ようやく雨が上がったという頃、車で出発したのだが、
予想通り、連休中日の午後は中央高速はほぼガラガラ状態。

レース開催中の府中競馬場は気になったけれど、メインレースが終わる頃には山梨県内に入っていた。
すると夕方遅くには、曇り空の中、思いもかけずに現れたのは

初冠雪の富士山

夏の間、さすがの霊峰も丸ハゲ状態だから、実はさほど美しくは見えない。
やはり富士といえば、雪をかぶった姿。こうでなくては。
ということで、連れて行った義母は大変喜んで、良かった

その翌朝は、予報通りの快晴。
早起きしてスバルラインで五合目へドライブに行った。

真夏は自家用車は締め出されるのだが、季節が終り、今は午前３時から通行可能で、
途中大沢の展望台からは、八ヶ岳や北岳などがよく見えて、山々の中には、冠雪しているものもあった。
紅葉もかなり見られて、にもかかわらず時間が早かったせいか、五合目までスイスイ行くことができた。

五合目からの富士山も、新雪を抱いて、それはきれいだった。
寒かったけれど、どの方向も見晴らしがよくて、皆大いに景色を満喫した。

午後は河口湖に下りて、湖越しに富士山を眺め、それも絵葉書並みの美景だった。
連休最終日ということで、夕方には道も空いてきて、どこも楽々行けた。
そして夜は満点の星空だったけれど、あまりにも寒くて（たぶん、ほぼ１ケタの気温）屋内へリタイアした。

今日は昼ごろに山中湖の花の都公園へ、花畑越しの富士を眺めに行った。
花は終わりの時期だろうと、あまり期待しないでいたら、ピンクや紫のコスモス、黄花コスモス、
さらにヒマワリも、見事に咲き誇っていて、カメラマンたちの絶好のスポットとなっていた。

山中湖の方が葉の色づきが進んでいる感じがして、きれいだったし、
湖にはグンと数が増えた気がするハクチョウが何羽も泳いでいて、
穏やかな秋を存分に味わえて、とても良い旅だった。

この感じだと、山中湖の紅葉の見ごろは、１０日後くらい、河口湖は２週間から２０日後くらい、かな？