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2015年04月11日15:12

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「JFK−−その生涯と遺産」展 @国立公文書館

この展示の開催を知ってから、空いていそうなチャンスを狙ってきた。
が、土曜日で、人が多いかな、と怖れつつも行ってみたら、さほどでもなかった。

いわずと知れたジョン・F・ケネディの写真と資料(映像を含む)展。
娘のキャロラインが駐日大使になったものだから、少しは彼女に関連したものもあった。
が、ほとんどは、悲劇の若い大統領の半生の記録。
家系図とか幼い頃の写真や、結婚の時の写真など共に、重要なスピーチはテレビ画像も展示されていた。

印象に残ったのは、ドッグタグといわれ、よく戦争映画に出てくる、米兵のIDペンダント。
JFKの物が展示されていた。
今のハリウッド映画で見るよりは、すこし太目というか丸みを帯びた形だったけれど、
若くして大統領にのし上がって行った由縁の、戦争のヒーローの象徴的な記念品だと感じた。

そして、若いといえば、やはり若い頃のジャクリーンのきりっとした美しさや、
幼いキャロラインとジョンJr.のあどけない可愛らしさは、とても印象的だった。

また、ケネディといえばジョンだけれど、弟のロバートが、実はキューバ危機の解決に、
いかに兄の力になったかをうかがわせるような資料もあり、おもしろかった。
私はロバートが殺されなかったらなぁ、とぼんやりと思っていたけれど、今回の展示を見て、その思いを強くした。

ジャッキーやジョンJr.のその後については、何も触れていなくて、
歴史上の偉人としてのJFKについて、見やすくまとめられていた。

実は1999年の夏、ジョンJrの飛行機事故の時、私はたまたまその現場近くで夏休みの家族旅行中だったから、
すごく頭に残っている。
NYでは、とても人気者だったジョンジョン。政治家にならなかったとしても、きっと末永くセレブの頂点にいただろうに。

それはそれとして、もちろん公文書館だから、日本の首相、池田勇人とのかかわりや、佐藤栄作の日記も見せて、
日米関係にスポットを当てることにも、抜かりのない展示だった。

5月10日まで。 無料で無休だし、お勧めです。

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