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2023年06月16日18:38

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ABSTRACTION 抽象絵画の覚醒と展開 @アーティゾン美術館

ブリジストン美術館から変わってから初めて足を運んだ。
ビルの中だから3つの階にまたがり、エスカレーターを駆使した展示。

所蔵する作品を中心に、セザンヌやモネ等の印象派から
欧州、アメリカ、日本の抽象画や彫刻、印刷物までの展示。
時間指定の前売りで少しだけ割引だった。

点数が多いようだったので、予め少し下調べして、ゴッホ、ブランクーシ、モンドリアン等
狙いをつけて行ったのだが、ブランクーシの彫刻は石膏。
えー、残念と一瞬思ったが、曲線はやはりブランクーシ。
ほっこりした。

また、モンドリアンは3作並んでいて、
典型的(と私には思える)な直線と原色、白と黒い線の油彩は小さめだったけど、
白の塗りむら?が見て取れて、面白かった。

この2人の作品は、実は義母の好みで、
ニューヨークに我々を訪ねて来てくれた時に一緒に見たので、
ちょっとしんみり。もう30年近くも前のこと。

NYと言えば、ジャクソン⋅ポロック!
ポーリングは派手ではなかったけど、なんだか懐かしい感じがした。
3作の中一枚は富山県美術館所蔵とのことで、ちょっと驚き。

他に大作の萬鉄五郎やジャスパー⋅⋅ジョーンズ、
有名どころでは草間彌生や岡本太郎。
イサム⋅ノグチのブロンズ像も良かった。

新発見したのは、婁正綱という画家の白黒のアクリル画の大作。
2点が一対として一つの室に向かい合わせて展示されていて、
たまたま中に足を踏み入れる人が来なくて
少しの間一人占めでき、至福のひととき。
水の流れる音が聞こえてくるようだった。

各階に外が見える小さなデッキがあり、
そこから隣のビルの工事がよく観察できたのが、思いがけずに面白かった。

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