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2016年04月29日11:16

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四月大歌舞伎  

私にとっては、ほぼ2年ぶりくらいになろうか、建て替えられてから初めて、歌舞伎座に行った。
縁あって購入できた一等席は、土曜にもかかわらずシニアが圧倒的に多かった。

まずは銀座マツヤのデパ地下でお弁当をゲット。
東銀座では木挽町広場の店でお茶を買ったけれど、安くて(コンビニより安いような)びっくり。
エスカレーターを上がり、いったん道に出るような形で表から入る。
意外にも昼の部の開始時刻、たった30分前に開場。これで、みんな大丈夫?

出し物は、三番叟と不知火検校と、狂言風の身代座禅。
幸四郎親子の共演の検校では、幸四郎が自ら三味線を奏でるシーンがあり、そのうまさに驚いた。
イヤホンガイドのあのおじさんも「なかなかのたしなみでございます」と解説。
その不知火検校では、舞台装置が、ある場面では二階家の断面となっていて、
はるか昔見た「8時だよ、全員集合」を連想したけど、あぁ、あちらが歌舞伎を真似たのね、と納得。

三番叟は舞踊だったけれど、からくり人形に扮した染五郎と松也の息がぴったり。
で、不知火検校では二人が助演していたものの、松也の方が声がはっきり出ていて、私は上手いなと感じられたけれど、どうなのだろう?

最後の身代座禅は、一緒に行った義母のごひいき片岡仁左衛門主演の喜劇で、
あの二枚目のステキなコミカルさに、笑いながらも酔わされました。
その仁左衛門の怖い妻役の市川左團次もとても良かったけれど、そのお付きの娘の二人のうち、
千枝役の中村米吉がとてもきれいだった。

いつも思うのだけれど、プログラムに家系図とは言わないまでも、役者(特に若手)の
親とか祖父とか、母方の父とかの解説があればよいのに・・・(って、競馬みたい?)

めったに行かないし、たいそうな散財だけれども、やっぱりたまには歌舞伎はイイものだ、
としみじみ考えながら、次の予定に向かった。

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