6代目ジェームズボンド役のダニエルクレイグが、これでラストという話題の大作。
水曜日の割引デーで、シネコンは7割位の入り。
前作からの続きて、マドレーヌとの二人暮らしを選び引退したジェームズ、
二人でイタリアの素晴らしいロケーションのホテルにやってきたところから始まる。
思い返せばダニエルクレイグのボンド第一作で、
悪女として登場した美女ヴェスパー、そのお墓参りに行くと…
ヨーロッパのステキな景色の中、典型的な007アクション連発。
カリブの町では、新しい00エージェントも登場。
そしてMI6のあるロンドン。
ボンドファン、クレイグファンなら、やはり必見のアクション大作だった。
ネタバレになるけど、一晩たってもずっと頭にひっかかっていること
今回字幕は、二人の名前で、先の表示は、まだ引退してなかったの?と、言いたい彼女、
字幕は無視するよう、心がけて鑑賞したのだけど
どうしても見えたところの、簡単ながらも、強引な訳に、?が3つほど浮かんだ、
この映画のストーリー、キーなのはMI6の責任者M。
この人の判断ミスから大勢の死人が出る、と言っても間違いではない。
なので、部下であるマニーペニーとかQ は、Mをきっちり上司として呼ぶ。
Sir と。
親しみは込めないで。
ところが、かのベテラン翻訳者は、そこに M と訳語をあてる。
これでは、部下と親しみやすい上司との関係図ができてしまう。
それではダメだと思うんだけど。
結局 M がヘラクレス計画を推し進めたために、あんな事になってしまうのだから。
MI6のメンバーは、抗議の意味を込めて、イヤミに敬語を使う。M と呼ばず、Sir と。
むかし、アラビアのロレンス を見た時に、ロレンスが生意気で、上司に 敬語を使えと、怒られるシーン。
そこで使われたのが、Sir だった。
英米では、その言葉の使われ方が異なる。
字幕翻訳者がまさか知らないわけではないだろうに。
細かいところだけれど、字幕読んで観る人に、ちょっとお気の毒。
因みに、ボンドは、マロリー、と呼んでいた。
やはりM はジュディディンチ、彼女が良かった。
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