2017年ファンタジーノベル大賞受賞作、というので
「鬼の橋」のような、完成された物語を期待したら、当てが外れた。
同じ賞でも年によって差があるーーとはいっても、正直これほどとは。
作者は1994年生まれだそうで、これからに期待されたのだろうか。
中三女子ひとみの住んでいる田舎の村に、突然、災いをもたらすものがやってくる。
美女と一緒に村にやってきたソレは、村人達の運命を司るものだった。
というか、ある意味怪獣が襲ってきてタイヘン
みたいな展開になりそうで、ならなくて・・・
ひと言で言えば、中三女子の奮闘物語。
ヒロインは、まあ愛すべきキャラと言えなくもない。
ウルトラQに始まって、怪獣ものならば、私は好きなんだけどなぁ。
ログインしてコメントを確認・投稿する