今年2月の衆院選で、自民党が一人勝ち、
そして野党は少数野党が乱立という一強多弱の結果になった。
なぜ、自民党が一人勝ちしたのか、
なぜ、野党は崩壊したのか、
私はそのなぜ?をめぐりずっと疑問だった。
ただ、野党に力がなく、自民党に力があった
ということほど単純ではないと思うからこそ、
野党の崩壊が不思議でならなかった。
その答えを、毎日新聞の憲法に関する対談で見つけることができた。
(前後を省くが)その対談の中で、憲法学者の木村草太氏が
「野党は専門家した需要にバラバラに応えているだけの状況だ」
としている一文があった。
私はこの一文にストンと心におちるものを感じた。
例えが正しいかどうかわからないが、
自民党がなんでもありのスーパーだとすれば、
野党は小さな商店の集まりのようなものではないか。
確かに今の野党を見てみると、
各党がそれぞれの有権者の需要(注文)をご用聞きしながら、
こぢんまりと商売する商店のように見えてくる。
野党の崩壊は国民が野党に見切りをつけたわけでなく、
大型の自民党スーパーで概ね用は足りるので、
あとは、それぞれ個性的な品物を揃える商店として
存在してくれればいいということになる。
崩壊した野党は、これから会派を組んだりなど模索するだろうけれど、
今のままではよほどのことがない限り、御用聞で支持を伸ばすだけの
小規模野党として生き残りに必死にならざる得ないだろう。
切れ者の野党商店主が登場して、小規模商店をまとめることができれば別だが
日本政党の強さは万事金次第だから、財力(資本)で自民党には敵わないだろう。
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