はらはらドキドキ面白かった。
ラングドン教授シリーズ最新作は、
神は万物の創造主か、という壮大なテーマを語る上下2巻。
今回の舞台はスペイン。
ラングドンは、教え子であり、巨万の富を稼いだAIの大家エドマンドから誘いを受ける。
ビルバオ・グッゲンハイム美術館での大プレゼンの最中にエドマンドは・・
お約束の美女相棒は、そのグッゲンハイム美術館長アンブラ。
しかも彼女は、ある理由からスペインでは時の女性として注目されている。
宗教家や王子まで絡んで、ラングドンの大冒険が展開し、
サグラダ・ファミリアまでも活躍の場となる。
が、今作で重要な役割を果たすのは、ウィンストンという名を持つAI。
この英国アクセントの人工知能は、エドマンドが作り上げ、
彼のアシスタントとして誠実な執事的役割を果たし、
ラングドンとアンブラを助ける。
一体生物の起源は何なのか?
無神論者VS科学者の構図は、血なまぐさい逃走劇と化する・・
例によって実在する建物や宗教、美術品を語りながら
ラングドン教授の活躍に、どんどん引き込まれる長編。
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