フランスのマクロン大統領が、
自国の核による巨大な傘を欧州全体に
広げるという構想を発表した。
強まるロシアの脅威、脱米国依存への対応策だ。
トランプ大統領はプーチン大統領とウクライナ紛争の
解決に必死だが、あくまでも経済的なディールが原則であり、
安全保障は二の次になっている。
欧州は第二次世界大戦のトラウマが強く、
かつてのドイツのナチと同様にロシアの侵攻に
最大限の警戒を怠るわけにはいかない。
トランプ大統領の一連の発言を精査すれば、
米国は頼りにならずとなり、EU全体で125兆円規模の
再軍備計画をを進めるという。
マクロン大統領は核抑止力を高く評価しているが、
核兵器の全面禁止に動く世界の潮流に逆らうことになり、
果たしてこれが真の平和のための正しい選択といえるか、
大いに疑問が残る。
一発でも使えば世界が滅ぶ核兵器だから、
相互で持てば抑止力になるというのは、
毒を以て毒を制することでいかにも危うい。
欧州とロシアとの緊張は、今後高まることはあっても
沈静化することは期待できないだろう。
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